横浜でフルーツといえば水信さん。創業100年超えの老舗青果店です。
横浜市内にいくつか展開されている中でも、パフェなどのスイーツを店内でいただけるパーラーが大人気!今やパフェといえば立派なスイーツメニューとして各店映え大会みたいになってますが、こちらは見た目だけじゃなくフルーツの美味しさが際立ってる点が人気のように思います。
さて、今回わたしは、2020年6月にオープンした横浜馬車道のフルーツパーラーの新店に伺ってきました。
パフェもフルーツサンドも…いろいろ気になるメニューはあるけれど、他の店舗にはないメニューのアフタヌーンティー (平日限定/2021年3月時点)を堪能してきましたのでご紹介したいと思います。
ではまず所在地から。
最寄駅はみなとみらい線の『馬車道』、その駅直結の新施設『北仲ブリック&ホワイト』の1階にパーラーはあります。その他、各路線『桜木町』からも徒歩8分ほどなので、他での観光や用事のついでだとしても(その逆でも)散策は十分可能♪
この北仲エリアは横浜でも今注目のエリアで、わたしも今回足を運んで周辺少しだけ歩いてみたけれど、みなとみらいの賑わいはどこに?っていう静かで落ち着いたエリアで、まさに要注目~って感想です。
馬車道の駅を降り、【北仲ブリック&ホワイト方面】の案内に従って地上に出ると、すぐに発見!
フルーツサンドやデザートの購入も可。
この右手にはコンフィチュールなどもたくさん並べられてました。
予約していたので、すぐにご案内いただいたそのお席は4人掛けのテーブル。そちらを独り占めです。隣のテーブルも同じく4人掛けのところおひとり様でした。今ならではのことなのでしょうけど、申し訳なく…。
実は以前友人と一度こちらをご一緒しようとしていて、そのときには予約フォームは2人からしか選択できなかったように記憶していて。今だから【ひとり】も設けられてるのかも?
席に着くとこのようなセッティング。
ちなみに、このペーパーマットは何種類かあるようです。「今日は何色かな?」なんてリピーター気取りたくなってしまいたくなる罠?(まんまとわたしはそれ目指したく笑
ではメニュー拝見!!
この日のメニューはこちらです。旬のフルーツを使用するので、時季によって内容も変わってくると思いますが、コンフィチュール使用のものなどは通年でしょうかね?
お飲物はお紅茶3種の中から1種・ハーブフルーツティー3種の中から1種の、計2種味わえます。ポット提供ですし差し湯もいただけるので「え~たった2種類~?」なんていう方も心配無用(わたしは大体2杯がちょうど良いくらいの胃袋ですが笑)。
↑の画像で見えるでしょうか。茶葉6種類を席までお持ちいただけて、その場でご説明いただきつつ決定します。こだわりの茶葉、その説明も楽しくて悩みつつ決めさせていただきました。
また、こちらのアフタヌーンティーのスコーンは、一般的な【クロテッドクリーム】【ジャム】で頂くのではなく、フルーツ屋さんのアフタヌーンティーということでコンフィチュール2種が提供されるスタイルとのこと。
この日は、湘南ゴールド(だったかな?)といちごでした。
桃の節句が近かったので、お店のお手製ひなあられもこの日はいただけました(左の)。
アフタヌーンティーセットの提供を待つ間、素敵な店内をキョロキョロ。
こちらひと目で「これは!?」とお気づきの方もいらっしゃるかもですよね。
JR九州の憧れクルーズトレイン ななつ星 in 九州 のデザインを手がけられた水戸岡鋭治氏が内装を担当されたとのことで、店内はまさにななつ星の世界観!(いや、乗車は夢の段階で実物は知らないので、あくまでもテレビやネットで拝見しただけのものですが…)
木やファブリックを様々にあしらった内装は、すべてこのパーラーのためにデザインされ造られたものだそうで、本当に贅沢空間☆
こちらの可愛い飾りは、桃の節句用にスタッフの方が手作りされたのだとか!素敵☆
これらの素敵内装を手掛けられた水戸岡氏のインタビューを水信さんのサイトで発見♪
ーと、うっとりしつつキョロキョロしていたら(いい大人がお行儀悪くてすみません)、アフタヌーンティーのセットの到着です。
なんとなんと!こんな素敵な演出とは知りませんでした~興奮!歓喜!!
「お写真よろしければー」と撮影タイムまでとっていただけたので、わ~わ~♡とパシャパシャしたのち(と言いつつ、他のお客様がどうしても写りこんじゃうので、なかなか角度が難しく)、慎重にカバーを外してくださいまして、本日のアフタヌーンティーが姿をあらわしました。
ひとり1台丸々仕様は理想ですよね。
一皿ずつご紹介していきますね。
- アボカドのタルティーヌ
- キッシュロレーヌ
- 生ハムメロン
- スコーン(季節のジャム)
- フルーツ盛り合わせ
- フィナンシェ
- フルーツケーキ
- ストロベリーマカロン
- オレンジサブレ
- 生チョコレート
- パート・ド・フリュイ(苺・マンゴー&オレンジ)
- ミガキイチゴのグラスショートケーキ
- パンナコッタ
- ストロベリータルト
- デコポンのタルト
何れも美味しく、特に生チョコとパート・ド・フリュイのコンビが美味しくて♡
ゼリーはそれほど好まないのだけど、果汁しっかりの美味しいモノは格別ですね~。あと生チョコとのバランスがホント良かった!
ごちそうさまでした☆
今回ホールでは2名・テイクアウトのコーナーで1名の方に対応いただきましたが、皆さん本当に素晴らしくて!誇りをもってお仕事されてるなあと感激しつつアフタヌーンティーの時間を楽しみましたが、帰宅後水戸岡氏のインタビュー記事にこのような記述を見つけ、首がもげそうになるほどうんうん!と頷きながら拝読。
そのスタッフのカッコ良さがお客様に伝わると、主役であるお客様は、顧客という主役を見事に演じようと思ってくる。皆がそれぞれの役を演じた時に、初めてこの空間が豊かなコミュニケーションの生まれる舞台に変わっていくんですね。
座席数36席と決して広くない空間ではありますが、素晴らしい舞台だというのは水戸岡氏のインタビュー記事を目にする前にもすぐに理解できましたよ。
美味しく食べ終えた頃には店内も落ち着いてきていたので、他の気になったコーナーも撮らせて頂きました~メロン様が祀られてる!?
また、前述の水戸岡氏のインタビューの中で以下の記述があったのですが
照明器具、椅子やテーブルすべてこの店のために作ったもの
とのことで、椅子の張地も様々。そしてナント床はこう!!
椅子も床もこんなに異なる柄にあふれているのですが、まるでうるさくないんですよね。
素敵☆のひとことでした。
荷物入れとして用意されているカゴのファブリックも可愛くて♡
大満足のあとは余韻に浸りつつ帰路につくわけですが、そんな中手ぶらで帰る気にはなれませんよね。入店時にお取り置きをお願いしておいた(買いたくなるに違いないと踏んで。また、売り切れになるかも?とも見越して)フルーツサンドをテイクアウト♪
フルーツサンドは2種類あるようで、『季節のフルールサンド』ともうひとつはこの度リニューアルしたてだという『プレミアムフルーツサンド』。
『プレミアム~』はクリームやパンなど、フルーツとの相性にとことんこだわって改良されたそうです。
わたくしごとですが…ここ数年軽くキウイアレルギーの傾向がみられるので(食べたら喉に違和感が)、ホントは季節のフルーツサンド(今ならいちど)を狙っていたのですが売り切れで。
でもキウイもこの程度の量なら大丈夫だろう~とパクリ。美味しくいただきましたよ。
あと、特筆すべきはこちらのパッケージの可愛さ!!自宅用にも嬉しいのはもちろんですが、差し入れしたりお持たせにしたりしたくなっちゃいますよね。
水信の店舗の中でもこの度リニューアルされた『プレミアムフルーツサンド』は、今回伺った馬車道のフルーツパーラーと、【横浜ジョイナス店】との2店舗のみの限定販売とのことです。
アフタヌーンティーってなかなか全力で美味しい!と思えることは少なくて(確かな美味しさのパティスリーのスイーツのほうが美味しいから笑)、ホテルのアフタヌーンティーも非日常感満載で好きではあるのですが、最近飽きてきたというか…なんといいますか…。映え合戦が白熱してくるとどんどん引いてしまう天邪鬼なわたし。
これからはなるべく有名・人気ホテルやビジュアル重視のものではないアフタヌーンティーに足を運びたいなあと思っていたので、今回の水信さんは大正解でした☆
空間(余裕のあるお席の配置など)はやはりホテルには適わないのだけど…
最後になりましたが、アフタヌーンティーのお値段と予約ページです。
2日前までに要予約。12:00~14:00・15:00~17:00の2部制です。
予約のページはこちらです。
次は桃の季節・栗の季節に狙いを定めたいと思います!!また伺いますよ~。
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