【金谷リゾート箱根】KANAYA RESORT HAKONE 宿泊記~夕食朝食もさすがの満足度

旅のこころ

2021年9月、箱根の原生林に囲まれた約6,500坪の敷地内に客室は全14室のみという素敵ホテルKANAYA RESORT HAKONE へ伺ってきました。

周辺には何もない静謐な環境の『KANAYA RESORT HAKONE 』は、日本最古のリゾートホテルをルーツにもつ鬼怒川金谷ホテルの別邸とのこと。鬼怒川金谷に伺ったことはないけれど、有名なホテルなのでその名や評判は知っているだけに期待も高まります。

神奈川県内の我が家から箱根へは1時間数十分、でも箱根は大好きなものの混雑(渋滞)しているイメージしかなく、ここ数年はあまり足が向かずにいたのでとっても久しぶり!
ただ神奈川県も緊急事態宣言中につき、今回はせっかくの、そして久しぶりの箱根だけれどもホテル滞在だけを楽しむべく、往路復路ともに自家用車にて寄り道ゼロで行ってきました。

KANAYA RESORT HAKONEの基本情報と車でのアクセスについて

KANAYA RESORT HAKONEは2017年11月開業。
元は…何だっけ?とにかく(端折った笑)リノベーションホテルとのことです。

〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251-16
Tel : 0460-84-0888

チェックイン      15:00~19:00
チェックアウト 11:00

ホテルー強羅駅間で送迎アリ(要事前予約)

住所やホテル名での登録がカーナビにはまだ反映されてないらしいので、公式サイトのアドバイスに従い『ポーラ美術館』を目的地にしていざ!

って、はて?『ポーラ美術館』が目的地とは!?笑
なんでも車での訪問の場合少々わかりづらいらしく、住所検索しちゃうと裏の道路(734号線)を案内される場合もあるとのこと。地図上では734号線からも辿りつけそうに見えるものの、そちらからだとホテルには入れないらしいのですー。

ってことで公式サイトの案内に従い、我が家は往路は御殿場IC経由でポーラ美術館を目的地に設定し県道733号線を走り、県道733号線沿いのポーラ美術館を経てそこから約600メートル(とのこと)でホテルの看板発見!

画像↓は帰りのもので強羅方面から見た場合のものになりますが、ポーラ美術館側から走ってくると目線はこの逆となります。つまり、ポーラ美術館側から走ってくるとホテル入り口は右手です(ホテル看板は表裏同様の表示)。

敷地内へと車を進めると、途中従業員の方用なのかズラ~っと駐車されているので「ココが駐車場かな」とふと思ってしまうのですが、そこではなくまだその先を進むとホテルがお目見え。新しくてピカピカというより、シックでモダンで外観からもセンスの良さが感じられます。

余談ですが、初めて伺うホテルの公式サイトって見ますよね?その時点で第一印象って決まるというか、ホテルの方向性というかセンスというか伝わってきますよね?

その点でもこちらのホテルは伺う前から好印象!ホテル紹介の文言が詩的すぎるのもちょっとこっぱずかしくなってきちゃうわたしですが(笑)こちらのそれはちょうど良い塩梅に感じました。

ーと到着時に話を戻してー。
わたしたちの車を即確認したスタッフの方の案内に導かれ車寄せへと。あとはバレーサービスにお任せです。
ちなみに、駐車場の予約や別途駐車料金などは必要ないようです。

素敵なエントランスにうっとりしながらご案内いただくままに進むと先ずはバーに通され、美味しいお茶菓子と共にお茶を振る舞っていただきました。

こちらのラウンジ&バー『Salon de Loire』は通常時であるならアフタヌーンティーやアルコールなども頂けるようですが、緊急事態宣言中は休止中とのことで、到着時のお茶のサービスだけの運用のようでした。

※KANAYA RESORT HAKONE公式サイトより

その後チェックイン手続きはお部屋にて。
ということで、レセプションもありましたが↓素通りです。素敵なスカルプチャードグラス撮りたかった~笑
しかしどこもかしこも小規模で小ぢんまりとしつつ、和モダンで洗練された空間が堪らない。
リノベだからか天井高もあまりなく、全体的に解放感溢れる~というのとは真逆な、隠れ家的な雰囲気でした。

※KANAYA RESORT HAKONE公式サイトより

KANAYA RESORT HAKONEのスタンダードのお部屋

KANAYA RESORT HAKONEは地上2階・地下1階(地下はレストラン)で、お部屋は全14室。全室プライベート天然温泉(大涌谷温泉)付きで、スタンダードの2室以外は露天風呂です。

お部屋のカテゴリーは

  • スイート
  • デラックス
  • スーペリア
  • スタンダード

となっていて、各カテゴリー数タイプずつ用意されています。
以下はお部屋のラインナップで、上位のお部屋順。

 JOHN KANAYA Suite 132㎡ 1F/1室
 Grand Terrace Suite 150㎡ 1F/1室
 Wa-Suite 115㎡ 2F/1室
 Terrace Deluxe 78㎡ 1F/1室
 Deluxe 68㎡ 2F/4室
 Panorama Superior 59㎡ 2F/1室
 Wa-Superior 58㎡ 2F/1室
 Corner Superior 52㎡ 2F/1室
 Terrace Standard 46㎡ 1F/1室
 Standard 39㎡ 2F/2室

今回わたしが公式で予約したのは1番お手頃なStandardでした…。
お部屋の選択考察を最後に記しておきたいと思いますが、結構な争奪戦といいますか、スイート上位を除くと休日前後は空きがないのですよね~。出遅れてしまった。

ということで、ことごとくお部屋が空いてなかったもので(スイートはあったけど笑)仕方なく…という選択経緯ではありましたが、お値段とのバランスを考えると1泊ならばスタンダードもアリ!だったと思います(ただ同伴相手によるかも?)。

そのStandardのお部屋は2階。そもそもこちらのホテルは2階建てなのでエレベーターはなく、けれどもわたしたちがバーでお茶を頂いている間に荷物は当然のように自動で(笑)お部屋にすでに運ばれていましたし、チェックアウトの際もお迎え付きですし、階段のストレスはわたしは感じませんでしたよ。

ではでは、Standardのお部屋をご紹介。
入り口の写真撮り忘れてましたが、いざ入室!お部屋番号は212です。お部屋に入るなり硫黄の!香りが!!早く温泉入りたい~笑

室内から玄関側を振り返ってみるとこんな感じ。なかなかゆったりとしています。

お部屋側に向きなおしたらこう。左手には全身ミラー。

お靴を脱いでスリッパを履きましょう~の目線。
床が傷つきやすい材質のようで、ツヤツヤでお手入れは十分されているのだろうけど、劣化は結構目立ってましたねー。

スタンダードの2室は駐車場ビューなのですが、立ち上がっていなければグリーンな風景を眺められます。
ソファなどないのは予めわかっていたので覚悟していたのだけど、でもこのチェアが思いのほか座り心地良かったので不満ナシ。あ、でもコーヒーテーブルがもうちょい大きければ嬉しいかなあといったところ。
そのテーブル上には金谷のチョコフィナンシェのウェルカムスイーツが♪美味しく頂きました。

窓辺まで近づくとこんな感じで駐車の数々が見えてしまいますが(客用は手前側で愛車が見えないw)、少し離れて眺める分には窓枠を額縁に見立てて樹々の絵画を眺めているように…ってならないかな?笑
でもグリーンはしっかり堪能できましたよ♪

ベッドは英国王室御用達『スランバーランド』、その最上級クラス『グランスイート3』とのこと。以前もどちらかでこのマットレスだったけれど、さほど印象に残らず…。マットレスって好みありますものね。でもお高級なマットレスはそれだけでありがたいです!笑

USBやコンセント、照明スイッチなどはベッドボード上部にアリ。
右手に見えるドアはウェットエリアへの扉です。

 

ベッドと逆側、キャビネットはというと、フリーのお水が2本と

金谷オリジナルのコーヒーと紅茶や煎茶・ほうじ茶のティーバッグ、そして写真ないけどラッセルホブスの電気ケトルもアリ。

冷蔵庫内のこれらもフリー。オットがジュース1本頂いただけで終えちゃいましたが。

そして画像で確認できましたでしょうか?キャビネットにワインセラーも設置されていて、こちらはもちろん有料ではありますが、お値段も良心的?
我が家はアルコール飲まないので手を付けずじまいでしたが、緊急事態宣言中はレストランやバーでのアルコール提供がない分、お部屋飲みに最適なサービスでは!?

その他、クローゼット内にパジャマ・バスローブ・リセッシュ・虫よけもありました。
アイロンやズボンプレッサーは貸出備品として対応いただけるようです。

 

続いてウェットエリアですー。

Standardのお部屋のみシングルボウルですが、他のお部屋はダブルのようですよ。

写ってないけど、右手には固定の拡大鏡もアリですが、スツールに座っての使用を前提とした高さでした。

バスアメニティはフランスのTHEMAE テマエ。

日本の茶道をコンセプトとしたスパブランドで、お茶成分を調合したものらしい。
お茶か~なるほどー!香りも控え目で、特色というか使用感も特に感想はないかな…。いや、とても上質で良いモノなのだと思いますよ。それにこちらのブランドはお初だったので嬉しい!

歯ブラシなどは一人分ずつBOXに綺麗におさめられていました(2人分蓋を開けてみた↓)。
他に基礎化粧品は『雪肌精』のものが置いてありました。

ドライヤーはパナソニックのナノイー。

シャワールーム入り口脇にはタオルウォーマーも。
ちなみに、ラグジュアリーホテルにはタオルの用意がこれでもか!!と言わんばかりに置かれているものですが、こちらではハンド・フェイス・バスと人数分ずつきっちりしかなくて、でも当然ですがリクエストできるので足りないようなら申し出れば大丈夫。

確かに余分に置いてあるものって、あれ全とっかえしてるのかな?って心配というか不安になりますよねえ。使ってなさそだけどもしかしたら触れたかもしれないし~。やっぱり全とっかえしてるのかな…大変だろうなあ。
そういう意味ではきっちりの数は良いのかもしれない。特に今なんてね。などと思ったりしました。

非常に撮影が難しくこれが限界でしたが、シャワールームです。レインシャワーもあります!(当方苦手ですが笑
あ、シャワールーム内にもTHEMAEが1セット・4本用意されていました。

そして白くモヤってるドアの先が温泉です~。

昼間に撮った時には透明に近かったお湯も、夜には良い感じに白~く濁ってましたよ。
なんだか画像の明りの調節のせいか、ものすごく古びた浴槽に見えてしまいますが、実際はそんなことありませんー。

それにしてもホント良いお湯でした~。美肌効果もあるんですって♪

また、Standardのお部屋の温泉以外は露天風呂となっていて、つまりStandardはそうではないのですが、↓こんなふうに窓枠のみで窓はなく、外気は入り放題。

標準※KANAYA RESORT HAKONE公式サイトより

虫の音を聞きながら温泉楽しめましたよ(オットは朝の入浴中に鹿の声を聞いたとかなんとか)。

共用部とフォレストテラス

KANAYA RESORT HAKONEには共用施設としてはレストランとバーのみで、大浴場やジム・プールなどは設けられていません。

が、他の宿泊客に遭遇する確率もぐっと減って隠れ家的要素も高まるし、わたしはこの点はマイナスではないなあという感想です。というかそもそも客室数が少ないのもあって、今回も実際食事以外ではスタッフの方々にしかすれ違っていないという…。

そんなホテル内なので他に紹介する点もないのですが、こちらは2階に展示されていた美術品。
スタッフの方に尋ねればよかったのだけど。鬼怒川金谷由来のものでしょうか。

 

同じく2階にはこのようなチェアの設置も。

 

では屋外へ出てみましょう~フォレストテラスです。
立ち入り禁止区域(1階の客室の前に侵入しちゃうから)に気をつけて散策開始!

生憎の天候でしたが、かろうじて雨は免れたー。
でもさんさんと降り注ぐ太陽の下、鳥のさえずりをBGMにお気に入りの場所を見つけて寛ごうかな~なんて思い描いてたものは諦めてしまったけど。

鳥たちはお天気に左右されず美声を披露してくれたので、聞き惚れながらお散歩。

歩きながら、次は新緑の頃がいいかも~なんて早くも次を計画したくなってしまいました。
その時には、↑右手の長椅子に転がりたい笑

途中照明器具の配置が確認できたので夜のライトアップも素敵なのでは?と思ったのだけど、今は休止中とのことでした…やはり再訪必至。

西洋膳所 JOHN KANAYAでの夕食

今回の滞在のお楽しみのひとつ、夕食の時間です。地下にある 西洋膳所 JOHN KANAYA にて。
2004年に閉店してしまった東京麻布『西洋膳所 ジョンカナヤ麻布』、そのDNAを継承するのがこちらとのこと。

お箸でいただく創作フレンチ、しっかりとお腹のスペースを空け準備万端で伺いました。

入り口にはガブリエル・ロワール作のスカルプチャードグラス『美食の神』がお出迎えしてくれました。ものすごいインパクト。
レストランは、この美食の神の向こう側とは別に、手前側に個室が2室あるようです。

17時半という夕食スタートと同時に伺ったのでお席は選び放題でしたが、我が家はソファー席を選択。オットと向かい合ってではなく横並びでこの景色↓を眺めつつお食事を頂けて良いお席でしたよ。

こちらは地下(半地下?)だけれど周囲は原生林、レストランからの眺望も樹々オンリー。
どんどん外の暗さが増してくると、今度は今わたしたちの腰かけているソファの背もたれの上部のデザイン壁がガラスに反射し、これまた眺めが変化しナイスな演出♪

そうそう、緊急事態宣言中につきアルコールの提供はナシだったのですが(事前にお電話にてご連絡いただいた)、我が家は元々アルコールを頂かないので何も支障はないものの、一般的にはかなりのダメージですよね、きっと。
今回わたしはノンアルコールのスパークリングを。

お食事のメニューを眺めながらこの日は7品のコースとの説明を受けたものの、メニューを見ても内容がまるでわかんなくて(笑)、その後運ばれてきたお食事とメニュー名との照らし合わせも楽しかったです。

セッティングされていたシルバーのプレート(オットはゴールド)、この穴はなんぞや??なのですが…

1品目が運ばれてきて納得~。この穴は卵用だったようです。
Amuse 薫/夏唄を奏でて
ムール貝の茶わん蒸しとマッシュルームのスープ。
香りを存分に楽しんでほしいとのことで、スープはワイングラスに注がれてました。”まるで芳醇なマッシュルームワイン”とでも謳いたくなるほど、スープなのだけどグラスで頂いているというのも作用してドリンク化してましたね。
そしてこのマッシュルームが翌朝にも活躍(?)。

 

Hors-d’ oeuvre 清夏からの招宴
ホタテを使用した3種。

 

Foie Gras 海と大地の共鳴
上から鮑・フォアグラ・大根。フォアグラ、量が程よいだけじゃなく、こんなにさわやか(というと表現が適切ではないかな)なフォアグラは初めてな感じ!あとソースは鮑の肝を使用していてこれまた美味しい。
ソースを頂くのにパンも進みまくりました。ローズマリーのチャパタがとっても美味しかったんですよねー。パンは東京のベーカリーのものらしくて、どちらのか聞けばよかったなあ。

 

Poisson 清流の絢爛
お魚料理は鮎のコンフィ。骨までふわふわ。
キュウリのソースとエディブルフラワーでさっぱりと夏らしい仕上がり。

 

Viande 大雄の峰
お肉はフィレ。+3,000円でシャトーブリアンに変更可とのことでしたが辞退(いや、ケチったワケではないですよ?笑。そういう気分じゃなかったからー)。
画像じゃほんのちょびっとに見えちゃいますが、ブロックでしっかりとしたサイズで食べごたえもあり、これまた美味しく頂きました。
バーベキューをイメージしたとのこと。味付けは特筆すべき点はないものの、お肉もコーンも美味しかったから良し♪あと、この日はシェフが雲丹を添えたくなったそうで雲丹も。

 

Avant Dessert 朱果の雫
和三盆のアイスとジュレ。お肉の後にサッパリ。

 

Dessert 光と愛に包まれて
締めのデザートはメロンとマスカルポーネにライムミントを使用したソース。ソースにはスパークリングワインも加わりはじける清涼感。
オットはイマイチっぽいようだったけど、わたしは美味しかった!面白い組み合わせだけれど絶妙なマッチ感、夏メニュー(今回ギリギリ夏メニューだったみたい)の締めにふさわしいデザートでした。

はあ~綺麗に平らげました!!
コース料理いただく場合、いつもパンは一切れくらいしか頂かないのに、この日はおかわりまでしちゃいまして。
宿泊費にお食事代込みプランで伺うと、お食事代の価格がわからなくてタダで頂いた気になって何だかお得だと勘違いしちゃいがちで、つまり評価もグっと上がりがちなのだけど(笑)、雰囲気と楽しさと勿論美味しさとで満足な時間となりました。ごちそうさまでした☆

そして!このあとまだ続きが。本来ならばお食事の後にチョコとコーヒーの提供もアリのところ、今は(緊急事態宣言中でレストランの営業時間短縮だからかな?)お部屋にお持ちいただけるとのことで、カフェラテとアイスコーヒーとチョコはお部屋で堪能しました。

チョコの小さな丸いのは中はオリーブだったのだけど、これがとっても美味しかった!
チョコはどれも金谷オリジナルなので購入できるとのことだったから買う気でいたのに忘れてて…無念。また行こう。
食後のコレ、レストランで頂くよりこうやってお部屋で頂けるほうがわたしは嬉しいなー。

そんなお部屋でのお楽しみは更にあって、『夜の軽食』としてとろろ蕎麦とミネストローネをリクエストできるんです!
わたしはミネストローネ、オットはとろろ蕎麦を。具だくさんなミネストローネ美味しかった~でもとろろ蕎麦も頼めばよかった~(ひとりが2種とも頂いても良いみたい。遠慮しちゃった笑)。

諸々いただき大満足ののち、この日最後の入浴前にオットの電子タバコについていき(喫煙者の方は玄関横に灰皿アリで、そちらでのみ喫煙可でしたよ)夜の外観をパシャリ。

KANAYA RESORT HAKONEの朝食

おはようございます!朝食も楽しみにしてたのでワクワクな朝です。
朝食、諸ブログで拝見してた情報では和食か洋食かの選択制だったようですが、今回は『和』をベースに『洋』を取り入れたKANAYAの朝食 のみでした。

まず目覚めのお茶を頂いて(到着時もそうだったけれど、こちらのお茶は本当に美味しい!)、運ばれてきたのがこちら。
ミニサラダトリュフの茶わん蒸し(画像だと小さ目に見えるけれど実はしっかりサイズ!嬉しい~)・そして土に植わったお野菜

この土もどきの正体は、夕食にワイングラスで頂いたマッシュルームスープで使用したマッシュルームの出涸らしを細かくし乾燥させたものを土に見立ててるとのことで、ちゃんと食せるんです!(実際美味しく頂けました)

そしてお次はこちらとご飯・お味噌汁。

たくさんの種類を少量ずつ、これまたご飯(つや姫。炊き加減も好みでした)が進む進む。

朝からデザートまであるなんて♪
桃のコンポートとジュレ。間違いないですよね。

食後にはカプチーノをいただき、ごちそうさまでした!!

お部屋の選択考察と感想などまとめ

今回我が家が滞在したStandardの間取り図がこちら(公式サイトより)。

Standardのお部屋は2室あるのですが、わたしたちのお部屋【212】とこの間取り図とは実は若干異なってまして、わたしたちのお部屋はウェットエリアとレストルーム合体バージョンでした。
その分、公式の画像で見ていたよりもベッドとチェアとの距離感に余裕を感じたというか、思っていたより広い!となったのだけど、ご一緒する相手によってはパウダールームとレストルーム完全に別のほうが良い場合もあるかもですよね。

また、温泉の向きなのですが、わたしたちのお部屋は森向きでしたが、もう一方のお部屋(間取り図のほう)だと駐車場向きだと思います(前述の公式サイトの温泉画像がそう)。

以上などから、公式間取り図のほうのStandard部屋がよければ【211】を、そうでないほうが良ければ【212】のほうを、というように事前リクエストすることもできるのかな?お問い合わせなさってもよいかもですね。

 

ーと、今回1番不人気だと思われるStandardのお部屋に滞在し、次ならどのお部屋がよいかな??などと真剣に考えているわけですが(笑)、まずStandardも1泊ならばお値段と内容(食事や温泉楽しめて)とのバランス良で意外とおススメと言えるかも~と思う次第。直前に伺いたくなっても空きが期待できるっていうのもあるし。
ただ我が家は次は別のお部屋を狙いたいので、気が早いけれどこの機にじっくり考えてみました。

公式予約の場合の宿泊費(夕朝食付き・2名の場合)を参考に貼ってみますね。

いやあ、でもすべてのお部屋が空いていたとしたら、ホントお部屋選び悩んじゃいますよねー。
でお部屋の様子も公式↑で隈なくチェックし、それらと価格とを照らし合わせてお部屋を比較した結果、次にわたしが選ぶならデラックステラス・デラックス、もしくはまた次も1泊ならテラス・スタンダード良さそう!と思っています。
原生林に囲まれているこちらのホテルならば、温泉に隣接してテラス(バルコニー)欲しいなあというのもあってこの3択に落ち着きました(現時点では)。

スイートのお部屋(特にジョンカナヤ・スイート)↓は、内装や調度品も素晴らしそうだししいつかは♪という気もしつつ、我が家は2人だし広さは求めないのと、ダイニングがあるとマンション感出るのがちょっと…という平民なので(笑)デラックスがちょうど良さそう。
※KANAYA RESORT HAKONE公式サイトより

あと、お部屋の向き(眺望)にも触れておきたいのですが、Standard(211・212)は駐車場ビューというのは既出、そして他に特筆すべきが210(和スーペリア)と209(和・スイート)で、この2部屋はビューがないというか衝立があるので眺望は無い感じ。
けれども坪庭風のスペースが設けられていて雰囲気は良さそうなので、眺望(自然の風景満喫したいとか)の優先度が高くなれけば候補に入りますかね?

ちなみに、1階のお部屋には【駐車場ビュー】と【衝立によるビューなし】というタイプはありませんー。
↑の201~208のお部屋の階下に4部屋配置されています。

以上です!!

 

ホテルやお宿も年々新しい画期的なものなど開業されてますよね。
情報もいろいろと入手しやすい時代ですし、自分の求めるものが何かをちゃんと認識できていれば、満足できる滞在が叶うのかなあなどと思ったり。

今回は慌ただしさや喧騒や都会の煌びやかさから遠い雰囲気を求めて、そして自宅からそう距離のない所~と決めましたが大正解!でした。
客室数に対しスタッフの配置も十分すぎるほどで、またその対応も洗練されていてスマートかつあったかく、ストレスのない滞在となりました。
我が家は今のところ1泊しか留守にできない事情があり(猫様)この滞在も1泊でしたが、こちらは本当に思い切りくつろげるお宿なので、連泊で伺えたらなあという思い募りつつ後にしました。

ーとお部屋選択熟考もしたことだし、是非とも再訪しなくては☆できれば今後四季を全部見てみたいかも。
今回はチェックイン時間に合わせて自宅はゆっくりと出発したけれど、せっかくの箱根ならお蕎麦やその他の食事も楽しみたいしたくさんある美術館巡りもしたいし、次に向けて計画じっくり立てたいところです。

 

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