神戸はわたしの第2の故郷。大好きな街です♪
今は関東住みなわたしですが、先日神戸ひとり旅をしてきました。第2の故郷だなんて言いつつ住んでいたのはずいぶん前のこと、そして若かりし頃だったため(笑)持っている情報も古く浅く、もはや単なる旅人ですが…。
そこで、今回滞在したホテルがあまりにも素敵だったのでご紹介したいと思います!
神戸は昨年にも夫婦で訪れてまして、その際にはこちら↓に滞在。
今回はひとりだし予算抑え目な中、1泊目は六甲アイランドのシェラトンに。
2泊目は街歩きに便利なトコにしたいなあと、宿泊は初めてだけれど以前ランチで伺った際の印象も抜群によかったオリエンタルホテル神戸にしてみました。
結果、滞在も大満足~異国情緒あふれる神戸での滞在にまさにふさわしいホテル。激おススメします☆
ORIENTAL HOTEL オリエンタルホテル神戸とは
オリエンタルホテル神戸の初代は1870年開業の日本で一番初めの西洋式ホテルなのだそうです。ちょっとこれトキメキ過ぎやあしませんか!?
過去の著名来訪者の名を見ると、マリリン・モンローやヘレン・ケラーなども。
20ウン年前にこの辺りは割と知っていたわたしですが、その実こちらのことはあまり記憶になくて。ホテルの名前程度なら見知っていたっていう程度…友人知人間でも特に話題にものぼらず。
こんな素敵なホテルなのに!?と今思うと不思議で仕方ないのですが、オリエンタルホテル神戸の変遷を見て納得!
こちらのホテルは番地や建物など何代か経てきているのですが、初代・2代目ののち、1900年代はじめの3代目が高い評価を得ていたようです。が、4代目の内わたしの神戸在住期間(あるグループに売却されてから)は評判もちょっと…だったようなんですよね。
その4代目も阪神・淡路大震災で結局廃業。そののち装いもあらたに2010年3月に新規開業となった、という経緯のようです。この現ホテルになってからの評判はかなり良いようですよ♪
あと、名称がややこしいのですが、近くにあるメリケンパークオリエンタルホテルをはじめ国内の他オリエンタルホテルとは運営など提携はなく全くの別物なのだけど、名称だけ利用契約をしているとのこと。
そんな現 ORIENTAL HOTEL KOBE オリエンタルホテル神戸 は歴史のみならずなんといっても立地も魅力!旧居留地に位置しているのですが、整然とした西洋の街、そんな素敵エリアです。
個人的素敵エリアの所以として、大丸神戸店の管轄であるハイブランドのショップが点在しているというのもあるのだけど、路面店好きにはホントたまりません笑(見るだけ専門w
例えば、大丸神戸店に隣接しているエルメスはこんな感じ。
わたしが神戸にいたときは、現エルメスのこちらにはAfternoon Teaやサザビーにアニエス…あたりが展開されていたと記憶しているのですけどね。うーん懐かしい。
立地を地図で見てみましょうー
立地が魅力だと先述したものの、三宮(三ノ宮)駅からは徒歩10分くらい、元町駅からはもう少し近めってとこでしょうか。数字だけ見ると若干不便に見えるかもですが、街歩き兼ねられて飽きずに移動できるし苦ではない距離だと言えると思います。
わたしは帰路の新幹線に乗るべく新神戸駅へと目指す際にはホテルからタクシーを利用しましたが、1,000円ちょっとって感じ。
また、建物自体は神戸居留地25番館に属していて、他にはバーニーズニューヨークやルイ・ヴィトンもアリ。
神戸市立博物館(現在臨時休業中)もお隣りです。
エントランスです。ツリーの向こうにも自動ドアあり。
地上17階建てで、客室は8階~16階・全116室。
エントランスを入ると1階部分はウェイティングスペースがあるくらい。ドアマンやベルボーイなどは常駐していないのでレセプションのある最上階の17階へと向かうとしますー。
眺めていると、単に階移動のエレベーターに乗っているだけなのに時空を超えられそうな気がして不思議な感覚に陥ってしまいましたよ。
17階に到着すると、海側の全面ガラスの解放感が素晴らしくて!(混雑はしていないものの、微妙に他の宿泊客もいらっしゃったので撮影かなわず)
※画像は一休より
夜景も本当にこんなでした。
※
建物は新しいものの、館内のあちらこちらに展示されているものには歴史とストーリーを感じて見入ってしまいます。
世界地図の下の時計は、初代当時の頃に神戸港に出入りしていた国々の時間だとか。
お部屋のカテゴリー構成と、今回滞在したスタンダードなお部屋のご紹介
オリエンタルホテル神戸のお部屋のカテゴリはこちら。
今回わたしは一番お安いお部屋の【レギュラーフロア/キング・シティサイド】に滞在してきました。
レギュラーフロア/スーペリアキング シティサイド | 33.82㎡ | 8~13階 |
レギュラーフロア/スーペリアツイン シティサイド | 36.59㎡ | 8~13階 |
レギュラーフロア/スーペリアキング ハーバーサイド | 33.82㎡ | 8~13階 |
レギュラーフロア/スーペリアツイン ハーバーサイド | 36.59㎡ | 8~13階 |
エグゼクティブフロア/キング・ツイン シティビュー | 36.59㎡ | 14~16階 |
エグゼクティブフロア/キング・ツイン ハーバービュー | 36.59㎡ | 14~16階 |
デラックス/シティサイドツイン | 41.91㎡ | 8~13階のコーナールーム |
デラックス/ハーバーサイドキング | 41.91㎡ | 8~13階のコーナールーム |
エクスクルーシブルーム/シティビュー | 77.39㎡ | 1部屋限定のグローブトロッターのコラボルーム |
ジュニアスイート/シティビュー・ハーバービュー | 77.39㎡ | 14~16階 |
スイートキング | 113.99㎡ | 14階 |
スイートツイン | 113.99㎡ | 15階 |
8階~13階に配置されているレギュラーフロアのお部屋ですが、今回13階に♪
ルームナンバーの表示も可愛いというか素敵というか。
お部屋の間取り図です。
※オリエンタルホテル神戸公式サイトより
アテンドいただけるとのことでしたがお断りし、ひとりでいざ入室!
暗くなってからのチェックインだったので、まさにこの画像のまんまの風景をまず目にしたって感じです。旧居留地の西洋感とはまた別な異国の風を感じるお部屋を目の前にしたら、疲れ果てていたにもかかわらず(遊びすぎ笑)大興奮★
窓側から玄関側目線。
そしてその逆目線。
ベッドの対面にはTVやミニバー、そしてその壁面にはエレベーター内同様に旧いお写真や地図が飾られていて、またもや凝視。
フリーのお水は2本、電気ポットはデロンギ。
もちろんティーバッグやコーヒーもありましたが、エグゼクティブフロア以上のお部屋ランクになるとネスプレッソもある上、ミニバー内のドリンクまでもフリーとのことですよ。
ウェットエリアが居室と扉で仕切られていないパターンのお部屋って最近多いですよね。
こちらもそのタイプで、もちろんシェードをおろすことで視覚的には問題なくなりますが、空間的にはあけっぴろげなので(言い方笑)ご一緒する相手によっては気を遣うことになるかもですよね。
ひとりだと使い勝手はよくて、わたしは好き。
このお部屋だと洗面ボウルはひとつ。拡大鏡もアリ(大事!)。
アメニティも揃ってますよ~。
バスアメニティはオムニサンス・パリのものが4種各2本ずつ、そしてバスソルトと基礎化粧品までも♪宿泊費からは考えられない充実度です。
浴室は洗い場付きのレインシャワー付き(当方レインシャワー苦手ではありますが、こちらのは操作表示もわかりやすくって大丈夫でした)。
バスタブもすごくゆとりのあるサイズ、っていうか広っ!!
カルテルのスツール・プリンスアハは今年2度目の遭遇(前回はフォションホテル京都にて)。
写真撮る元気がだんだんなくなってしまって…クローゼット内の写真がありません笑
スリッパもペラペラではなくお色はブラウンでしっかりタイプ。
ナイトウェアはセパレートタイプでしたが、上衣の丈が長めで、わたしはそれのみで着用しました(ズボンが苦手なのです)。
パスローブもタオル類もお素材がよく、厚みなども個人的には丁度よくて(分厚すぎない)快適でしたね。
シティサイドの眺望はこんなものでしたが、神戸の夜のランドマーク的な山の電飾【KOBE】が見えて満足でした♪
わたしはこのお部屋の内装はお写真で見てた時から楽しみにしてまして、でもお部屋としては最下位だし次はエグゼクティブフロアがいいかなあ~などといつになるかわからない次回のことを思ったものの、エグゼクティブフロアのお部屋だと一気にマリンな内装になっちゃうんですよねえ。
ならば次はレギュラーフロアのままで向きだけ変えて、ハーバーサイドが良いかも?なんて思っています。
あと、ひとり旅でなければ超超気になるのが、1部屋限定のグローブ・トロッターとのコラボルーム♡
オリエンタルホテル神戸の素敵朝食
翌朝は早起きをし、朝食もバッチリいただいてきましたよ~会場はレセプションのある最上階17階の メインダイニング by THE HOUSE OF PACIFIC です。
7:00オープンのところ数分遅れなだけで会場着。が!すでに数組のお客さまが…皆さん早い!
お席を選ばせていただけたので窓側に着席。和食か洋食のセットメニューとのことで洋食を選択しました。
メインダイニングの中央には大きなツリーを囲むようにミニビュッフェコーナーが。ブレッド類とコールドドリンクはビュッフェ形式でお好きなだけ状態でしたよ(ホットドリンクはスタッフの方にお願いしお持ちいただきます)。
↑グラス横にあるのはアルコールディスペンサーなのだけど、こちらは館内統一されていて全てORIENTAL HOTELのパリっとしたロゴ入り袋に収められてまして。本体剥き出しって余程のディスペンサーじゃない限り、素敵空間には萎えますもんね…。
このあたりのちゃんとしたこだわりって大事!素敵!!
さて、先程こちらのホテルに決めた要因に立地と述べたのですが、実はそれと同じくらいに興味津々になったのが朝食なんです☆
ナント洋食はこんなふうに3段トレイで提供されるんです~♡
3段トレイには
(ソーセージとベーコンは卵料理のプレートに添えられてました)
そして卵料理は以下より選択
エッグベネディクト
オムレツ
目玉焼き
スクランブルエッグ
そしてこれで終わりではありません!ADDITIONAL MENUとして、パンビュッフェの他にこちらのホテルの看板メニューである【オリエンタルカレー】も頂けちゃうんです♡
一度途絶えた100年余の歴史あるカレーが復刻。こちらを朝っぱらから頂いてしまいました。ペロリ。
その代わりに、パンビュッフェからはクロワッサン1個しか頂いておりませんー(ビュッフェ台のお写真もなくてすみません…)。
こちらの朝食、他ではなかなかお目にかかれない内容で超楽しめました☆
朝食の単体価格は3,630円(税サ込み)とのことで、すでに頂いてみたあとの感想だとすごく満足度高いと言えます!ただ、ご多分に漏れずコロナ禍で通常とは異なる提供のようなので、内容は今後変更もあるかもしれませんー。
感想などまとめ、そして今回の神戸旅の振り返り
今回わたしは一休から宿泊予約をしたのですが、朝食付きで16時チェックイン・11時チェックアウトというプランで15,000円台(平日)でした(通常出ているのより少しお安かったかも)。
高級カテゴリーでもないし、神戸では別格扱いかもしれないけれども他まではあまり声も聞こえてこないオリエンタルホテル神戸(でも、日本初のホテルだというのをオットはちゃんと知っていた)。
客室数からもわかるように、滞在中も人まみれになることもなく静かで落ち着いていて、その空気感はスタッフの方々からも成されているのかもしれなくて総じて過剰なものはなく親切丁寧、そして程よくフレンドリー。とホント快適でした。
例えば、今はビジネスホテルもオシャレになっていて、しかもどんどん新しいホテルが出来てたりしますよね。
神戸も然りで、水回りはやっぱり新しいと快適だし大浴場付きなんていうのも多いし魅力ではあるけれど(実際、今回も最初他のトコ予約してた)、今回こちらでの滞在の満足感の要因の1つに、その地に合うテーマ性のあるホテルだったというのがあるかなあと思っています。
こちらはエレベーターホール横のコーナー。
素敵素敵素敵ー!!
こちらは1階エントランス入ってすぐのウェイティングスペース(というのかしら?)。素敵可愛いで埋め尽くされてました笑
わたしは元々大規模ホテルが苦手なもんで、こちらの諸々の素敵ポイントに加え、小ぢんまり感というのも合ってたんだろうなー。と振り返っています。
次の神戸も絶対こちらに滞在したい!と強く思いながらタクシーへと乗り込み、後ろ髪引かれつつ後にしました。
そんな今回の神戸旅は2泊3日、2日目の布引ハーブ園に行った日は2万歩ほど歩いたって感じです。
ツイートだけ貼っておきますね。
神戸で食べたモノ(スイーツ以外で)。
神戸牛のステーキ重
味噌だれで頂く餃子
やっぱり外せない明石焼
豚饅おやつっぽいのばかりになってしまった… pic.twitter.com/0Odd1SIRPs
— moonbow (@moonbow_55) November 27, 2021
神戸で今1番美味しいパン屋との呼び声が高いこちらに。
冷蔵商品だからコルネを新幹線内で食べたところ、なんじゃこりゃーーー‼︎
サクサクが史上ナンバーワン✨食べながら耳や頭にサクサクがこだまして、CM用なんかの演出してるような音が響きました笑また食べたい♡(他の購入品もうまうまでした pic.twitter.com/uM7Kz9WDC3— moonbow (@moonbow_55) November 27, 2021
次は、前回も今回も果たせなかった神戸の夜景も拝みたいな~。摩耶山目指したい。
神戸また伺いますよ!オリエンタルホテルももちろん再訪いたしますよ♪
コメント
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