『ねえムーミン、こっち向いて♪』というフレーズの主題歌が印象的な(わたしの記憶の上で)ムーミンのアニメ日本版(どうやらこの主題歌のは日本のムーミンアニメの2作目のようです)で幼少時から馴染みのあったムーミン。
フィンランドのトーベ・ヤンソンさん作のものがたりで、架空の妖精であるムーミントロールが主人公の、子どもから大人まで楽しめる世界が広がっています。
可愛い画に反して哲学的なセリフが多かったりシュールだったり、独自の世界観で唯一無二な魅力で世界中を魅了しています♪
わたくしリコシェも多分に漏れずムーミンの世界観が大好き!
そんなフィンランド生まれのムーミンのテーマパークは、本場フィンランドにあります。
いつか行ってみたいー。
その公式ムーミンのテーマパークの海外輸出版としての第一弾がナント日本なんですよね♪
それが埼玉県飯能市にあるムーミンバレーパークです。
ムーミンバレーパークの詳細
ムーミンバレーパークは metsa メッツァという施設にあります。
そしてそのメッツァとは
- 無料エリアのメッツァヴィレッジ
- 有料エリアのムーミンバレーパーク
とから成っています。
メッツァとはフィンランド語で森という意味だそう♪
所在地やアクセス
〒357-0001
埼玉県飯能市大字宮沢327-6
電車での最寄駅は
- JR東飯能駅
- 西武線飯能駅
で、それぞれ駅からバスで12~3分となります。
また、お車で行かれる方!平日は駐車場無料のようですよ。
ムーミンバレーパークの入園料など施設情報 ※追記あり
営業時間10:00~20:00(変更の場合アリ)
入園料おとな(中学生以上)1,500円 / こども(4歳以上小学生以下)1,000円
アトラクションは別料金で、入園料はあくまでも入園できるだけのもので、他に入園料にアトラクションの付くワンデーパスチケットという券種(2,800円)もあります。
詳しくは公式サイトでご確認くださいませ。
リコシェの訪れた際には、オンラインでアトラクションの時間指定制のチケット販売があり、入園料にプラスして有料アトラクションを2つ追加したのですが、それでトータル3,000円超えでした。
今現在は込み込みで2,800円ってことなのでお得になったのかな。
チケットなど料金システムは変更の可能性大なので(シーズンによるのでしょうか?)訪れる前にチェックなさってくださいね。
【追記】
2020年10月現在ですが、料金が大幅に変更となっています。
現在は
- 入園料 前売り/2,300円 通常/2,500円
- 1デーパス 前売り/4,000円 通常/4,200円
となっています。
1デーパスは、施設内の有料施設含む全施設をフリーで入場できます。
が!「よやくチケット」という各施設前にて配布されている整理チケットが必要な施設もあるとのこと。
恐らく、ムーミン屋敷・飛行おにのジップラインアドベンチャー
あたりは配布終了が早いのでは?と思うので、入園されたらまずはこれらの「よやくチケット」を入手されておいたほうがよいと思いますよ♪
メッツァに到着!からのバレーパーク
リコシェは西武線飯能駅からバスで向かいました。
メッツァ停留所で降り、緑豊かな方角へと導かれるようにテクテク。
平日だったのもあり溢れる緑とは裏腹に人の波はそれほどではなく、気持ちよくお散歩感覚で歩いているとほどなく到着!
まず足を踏み入れると、そこは無料エリアのメッツァビレッジのエリアのようです。
さてどうしようか…とまわりかたで若干悩むところ。
というのも、メッツァビレッジとムーミンバレーパーク間は割と距離があるため、バレーパークのほうへ一度行ってしまうとあとは帰りにメッツァに寄れるとしても、合間に行き来するというのは忙しそう。
ーということで、わたしはメッツァビレッジは今回流すだけにし、ムーミンバレーパークに狙いを定めることとしました☆
メッツァの入り口から左手方面へと歩みを進めます♪
メッツァは↓こんなふうに宮沢湖に面していて、カヌー体験もできるようですよ(したかった!!)。
また、あちらこちらでこのようなフォトスポットもあって画的にも素敵なので、みなさんパシャパシャと記念写真撮ってらっしゃいます。
ムーミンの物語において重要スポットである水浴び小屋!
フォトスポットの他にも、物販ワゴンなども出ています。
ポップコーンバスケットがムーミンハウスなのはつい買ってしまいそうですよね~。可愛いすぎる!
ーと、後述しますランチをとったあと、こんなふうに自然たっぷりな風景とこれから待ち受けている世界へのワクワクとで素敵なお散歩をしばし楽しんだら、思っていたよりもあっという間にバレーパークへとたどり着きました!
アトラクションの種類
ムーミンバレーパークは、テーマパークといえどもいわゆるアトラクションたくさんといった施設ではなくて、公園とみなさんが思い描くテーマパークとの中間っていう印象。
世界観を楽しんだり無料の展示などを楽しむだけなら入園料だけで完結しちゃえます。
わたしは、初めての訪問というのと、次回いつ来られるやら…というのもあって、気になるアトラクションを2つほど追加購入で体験してきました。
有料アトラクション(わたしの訪問時)
そんな料金なのですが、シーズンによるところなのか改正となったのか定かではないのですが、わたしの訪問時と現在の公式サイトの情報ではチケットの構成が異なっているんですよね…。
ここではわたしが訪問した際の価格として、アトラクションの個別価格を記しておきますね。
ムーミン屋敷
ムーミン屋敷はムーミン一家の暮らす家で、青い外観で三角屋根が可愛らしい、ムーミン作品のシンボルともいえる建物。
こちらの内部を、ガイドさんの説明付きで観てまわることが出来るんです♪
それはそれはこだわり満載、細かい部分まで凝りに凝っています。内装も物語性が高く、ムーミン作品を全部読みたくなってしまいます。
いつか攻略しようー。
こちらはムーミンパパとママのお部屋。
でもほとんどママのモノで占領されてる状況笑。
まず気になるのが、ムーミンママがいつも携えているバッグがベッドの上に!!
ナント、この中身を見せていただけるんですよ♪
そして合間にはガイドさんにクイズを出されたりもします。同じツアー参加者にはムーミンマニアさんが複数いらしてて、容易に正解してました笑。
作品を愛読していると更に楽しめそうですよね~(わたしはざっくりしかわからなくて)。
リトルミィのプレイスポット
キャラクターもたくさんなムーミンのものがたりの中でも、人気上位キャラクターのリトルミィ♪
そのリトルミィを主人公に繰り広げられる参加型のミニシアターです。
海のオーケストラ号
こちらはムーミンパパが主人公!
若き日のムーミンパパと冒険の旅へ出掛けられますー。
水しぶきがかかったり体感型シアターです♪
飛行おにのジップライン
山の頂上から湖の上も渡れるジップライン!
気持ちよさそう~~~♪
エンマの劇場
こちらは無料で楽しめる劇場です。
ムーミンとその仲間たちによるライブエンターテイメントショー。
日に3度開催されていて、1回約30分の上演。
30分ってなかなかな長さだと思うのですが、某ネズミキャラさんたちのテーマパークのはりきってこなしているステージとは異なりとってもユルユルで(いろんな意味で笑)、なんとも癒される時間でした。
その後しばらくは作品中の歌のメロディーがぐるぐる頭の中でまわってしまうという後遺症(?)付きかも?
展示施設のコケムス
ムーミンの物語を体感できる展示施設がコケムスです。
こちらも無料エリアで
- 1階は食堂と売店
- 2階は展示・ワークショップ・カフェ
- 3階はフォトスポット満載の体感展示
となっています。
コケムスとはフィンランド語で体験とのこと。
推奨の見学の順番としては、コケムスの入り口からアプローチを抜けたら、エレベーターでまず3階へと向かうのがよさそう♪
ムーミンの物語の挿絵が立体化されていて、元々のモノクロももちろん魅力だけれど、また違った世界観を感じられ楽しい♪
随所に原作の引用も設置されているから、ひとつひとつ読みつつ味わいたいですね。
2階には圧巻のジオラマも!!
色使いも細かな再現性も本当に見飽きなくて、いろんな角度から見まくりました。
メッツァでの食事
ムーミンバレーパークにも飲食店はありますが、今回はメッツァビレッジに寄せる結果となりました。
まず、到着後すぐにいただいたランチ。
メッツァビレッジからムーミンバレーパークを目指す途中の、歩みを進めたら割とすぐにたどり着るカフェnordicsです。
青色の外観が北欧らしくて目を引きますね。
こちらnordicsはブランド食器をテーマに、そのブランドが入れ替わり楽しめるカフェのようです。
わたしが伺ったときはロイヤルコペンハーゲンの期間でした。
タイミングが悪かったのか、いくつかオーダーに失敗(売り切れってことで)、そこでサーモンスープをいただきました。
フリーのお水とフルーツウォーターのコーナーのグラスはイッタラ。
そして帰る間際にメッツァビレッジのほうで立ち寄ったカフェ。
ロバーツコーヒーです。
ロバーツコーヒーはフィンランドのカフェチェーン店。
シナモンロールもあるので一応狙ってはいたもののすぐに売り切れちゃうとの口コミを見てたから諦めていたけれど…
あった!!
ラテも限定メニューの甘~いのをいただいて、たっぷり遊びまわって疲れた締めくくりとして癒され、そこからの帰路の長旅(?)に向けて復活出来ました♪
ムーミンバレーパーク限定グッズ満載
突然の告白ですが、わたしリコシェはキャラクターモノを見て可愛いと思うことはあっても購入することはまずなくて(笑)、今回せっかくの可愛いものまみれの世界に伺ったところで何も手にすることなく帰宅するんだろうなあと思っていたのですが…。
ちょっと前置きとしてー。
わたし的カテゴリー【キャラクターモノ】の中で唯一解禁しているのが、こちらのムーミンマグなんです★
ARABIAムーミンマグシリーズは、iittalaのTEEMAがベースとなっているのでマグ自体のシルエットも文句なし(微妙な違いだとしてもやはりマグはバランスが大事だと思う~ダサいの嫌だし)、そして適度な重さといい持ってみた感じもバッチリ!ってことで、無機質な我が家において唯一といっていいキュートな演出を担っていてお気に入りなんですよね。
そんなわたしなものでコレを発見したからには買わずに帰るという選択ができず…。
ムーミンバレーパーク限定のARABIAムーミンマグです。
存在は知ってはいたのだけど、入手困難っていう記事やニュースを見たまま記憶から消し去っていたのですが(笑)、まさか普通に売ってるとは!!
コケムス1階のムーミン谷の売店で、おひとりさま2個ということで売られていましたよ。
常にあるのかはわからないのですが、入荷のタイミングに合っていたんでしょうかね。
ムーミンマグはお安いショップ↓もあるけれど、バレーパークのものは4,000円(税抜き)です。
また、その他のバレーパーク限定グッズもなかなか魅力的なものがありました。
ムーミンをファンシー寄りにしたグッズにはまったく手が伸びませんが、バレーパークのものはなかなかセンスよいなあと感じましたよ♪(買ってはいないけど)
そんな中、夫へのお土産用にはニョロニョロパッケージの魚肉ソーセージを買いました笑
満を持して訪問したムーミンバレーパーク、アトラクションありきなテーマパークがお好きな方にはきっと物足りないと判断されそうなのですが、公園の延長、そしてほのぼの空間がお好きな方にはホントおすすめ!
わたしはズバリ大大大満足でした~♪
また、3月8日まで、ムーミンバレーパークはじめての冬ということで、音とイルミネーションが繰り広げられるイベントも開催されているようで、期間中に再訪しようかなと思っているところです☆
その後行ってまいりました!素晴らしかったです☆
その他、北欧雑貨満載のショップなど、全体的に満足感高い!!
特にメッツァ入り口すぐの2階の品揃えは北欧通にも満足いただけるんじゃないかなあ。
フィンランド土産の大定番 Fazer も種類豊富にお取り扱いがありましたよ。
ーと書いてるとまた行きたくなってきた…。いっそ飯能市にお引越ししたくなってきました~。
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