メキシコひとり旅~世界遺産グアナファト・サンミゲル・メキシコシティを堪能【旅行記】

旅のこころ

2025年4月上旬にメキシコひとり旅をしてきました。

め、めきしこ?メキシコ!?と、普段のわたしを知る人たちからは大層驚かれもしたけれど(笑)、結果は…行って本当に良かった!!
また行きたい~と今でもメキシコで過ごした時間を度々思い返してしまっています。

そのまわりに驚かれたというのも、実はわたしは大のヨーロッパ好き。
遠方への旅は年に1度くらいにしておきたいため、その『1度』にヨーロッパ以外が候補になることが今までなかったんですよね…。

昨年時点で今年分の旅も冬ヨーロッパを計画済みでした。
ですが昨年9月のとある日、X(旧Twitter)でフォロワーさんの投稿されたある画像を目にし、画面をスクロールする手が止まったんです。
それがメキシコの サン・ミゲル・デ・アジェンデ という街だったのですが、「素敵な街ですね~」といったリプをしたのち、いざ検索した瞬間からこの街に恋に落ちてしまいました笑

そこからのメキシコ行き決定までは割と早くて、9月に恋に落ちその9月中にはエアを発券(つまり2025年は特別に遠方への旅は2回ってことに)。
調べれば調べるほどメキシコは魅力に溢れ、久しぶりに検索テンションが最高潮に達してしまっていました。(メキシコは日本人も結構渡航しているイメージで(カンクンが人気かな?)目にしてきたこともあるはずなのだけど、今までメキシコは1ミリも検討したことも調べたこともなかったんですよ

先に結論書いちゃうと、この下調べの時点でのテンションは当たる!ということが今回のメキシコ旅でハッキリいたしました☆
いつかの旅のために(というか趣味ですね)今も様々な地を検索してはいるものの、行きたいという地はいくつもあるけれど、大好きなオーストリアと今回のメキシコ以上のトキメキとなるとなかなかなくて。今後これらを上回る渡航先はやってくるのか…ちょい不安

ーと、とっても気に入ってしまったメキシコ。シティの一部を除いては高い建物が少ないというのもホントいい!好み!素敵な風景+空が広いっていいなあ~気持ち良すぎました。
以下、そんなメキシコ旅の覚書です。

 

メキシコへの行き方と地方都市への移動

今回のメキシコ旅の旅程は

DAY 1 : メキシコシティ
DAY 2~4 : サン・ミゲル・デ・アジェンデ
DAY 5~6 : グアナファト
DAY 7~8 : メキシコシティ

の現地8泊。グリーン文字の2つのコロニアル都市がメインです。

日本からメキシコへと行く直行便はANAとアエロメヒコ航空。
わたしはANAマイルを貯めているので今回もマイルを使用し、特典航空券のビジネスクラス空き状況から出発日を決め、復路はプレミアムエコノミーで妥協し無事発券。

NRT 16:30 → MEX 14:15 ANAビジネスクラス

MEX 01:00 → NRT 06:25(+1) ANAプレミアムエコノミー

長距離は夜や深夜という時間帯利用が多くて、日本を夕方出発という丁度良い時間帯って久しぶりで!夕食として機内食も美味しくいただけますね。

そしてこのメキシコ便って特別仕様の機材なのですってね?
メキシコは標高高いから(シティで2,240m)、高地仕様のメキシコ便専用の機材なのですって!確かにいろいろお初な感じがしました(お席配列?とか、テーブルの引き出し方?とか)。

座席も、そんな特別仕様機なんてことも知らずにいつも選びがちな落ち着く席を指定したら…窓がシート真横にはなくて外を見るにはかなりつらい体勢を強いられるお席。でもほぼ海上だったからショック少な目で済みました。

機内の写真は、あとこれだけしかありません!笑

ーと、自分でも笑っちゃうほど写真がありませんが(笑)、正規ルートだとANA最長路線と謳われているこの路線も、往路は今やヨーロッパよりも所要時間短いし映画1本観たくらいで割とあっさりメキシコシティ ファレス国際空港到着!

メキシコ着~空港からホテルへと

入国審査は普通に歩みを進めるだけでスムーズに済み(自動化ゲート利用。このときに出てくる用紙は出国するまで大事に要保管!!)、いざホテルへと。

この移動はUberか空港タクシー(Uberよりちょっと割高)どちらにしようかな~と思っていたところ、目がショボショボ過ぎてスマホを見るのもしんどかったので(どんだけー)、すぐ目についた空港タクシーを利用。

どの窓口も金額は変わらないという口コミを信じ、手招きしているノリノリお姉さんの元へ。
ホテル名を告げると数字を提示してくれるのだけど、それが事前調べよりもお高めで思わず「えっ」と日本語で発してしまったら「あら?高い~?じゃあ」と電卓をポチポチ。
それでもまだ高いかな~と渋ったら、「じゃあこれは?」と言われ、それでもお高めだったけれど手を打ちました。
※当たり前だけどホテルがどの地域かにもよるわけで、わたしの滞在先(ポランコ地区)はちょっと距離があったからお高いのは当然か。

カードで支払いを済ませレシートをもらい、お姉さんに言われた番号の出口へと向かい(この時は50mほど先だった)、係の人にレシートを見せたら乗車するタクシーへと割り当てられます。
タクシー代:465MXN(3,400円くらい)

今回メキシコ滞在中に計15回Uberを利用したのですが、この空港タクシー含め車内エアコンは稼働していなくて窓開けっぱなし(1度だけ快適エアコン車がありました♡)。湿度はないけど日中は気温高いし日射しはすごいので暑過ぎましたーーー。

でもでも車窓風景には釘付け。完全なる異文化をまずは目で感じ、空港到着時にショボショボだった目も好奇心のほうが勝りギランギランに☆
いかんせん写真を撮っていないもので…↑はフリー素材ですが、もちろんこういった趣の街並みもあるのだけど、空港からの移動前半はちょっとディープ寄りな街並みもあったりして、ホント目が忙しい。
そうこうしているうちに高層ビルも確認できたり、丁度見頃のハカランダ(ジャカランダ)の紫の花が街を彩っていたり。

メキシコの第一印象バッチリ!風景だけでもまず楽しい!

まるで空港?バスターミナルNorte

メキシコ着後はシティで1泊し(ホテル含めメキシコシティについてはのちほど触れるとして)、今回の旅のメイン・サンミゲルデアジェンデへと向かいます。

メキシコシティからサンミゲルまではバスで4時間
そんなバスも各社あって、予算次第で選べる模様。

というのも、日本より5倍も広いメキシコはバス大国らしい。鉄道が発達していない分バス最強。
メキシコシティ内だけで4つものバスターミナルがあって、1番大きなのは北ターミナルNorte

今回この北ターミナルからサンミゲルへと向かいました。
利用したバス会社はETN(公式サイト→ETN)で、事前にオンラインで購入。
乗車日までひと月きったあたりからウォッチしていたけど全然席は埋まっていかなくて、わたしは日本出発の前日に購入しておいたけれど皆さん直前(前日とか当日?)に購入されるんだろうな。当日の車内は7割程度埋まってました。

ETNは1番お高いバス会社のようで、でもシートが1-2配列なのでひとりにはもってこい。
※ひとりでないなら、2-2配列で少し懐にやさしいPrimera Plusというバス会社の選択肢もアリ。
メキシコシティ → サンミゲル(ETN・途中停車無しの直行便): 851MXN(約6,300円)

シティのホテルからはUberを利用し、バスターミナルNorteに到着~
午前10時台の利用で、所要時間約30分でした

ターミナル広っっ!!売店やお食事処、荷物預かり所なんかもあります。待合所の席もたくさん!
トイレは有料。8ペソだったかな…小銭を作るために売店でクッキー買って、でもまたお札でお釣りがくるような金額w 「トイレ代にしたいので、お釣りは小銭でいただけますか?」とGoogle翻訳画面(スペイン語)を見せたところ、笑いながら「こっちがトイレ用」と、わかりやすくお釣りを分けて手渡してくれる優しい店員さん。ありがとう!

バスは2階建て。
※画像のバスは、わたしの乗る1本前に出発したケレタロ行き

実際に利用したETNの感想として、ひとり席最高っていうのと、預ける荷物はちゃんと札をいただける(受け取り時にチェックしてくれる)というのも安心、そして車内トイレが清潔だったのがポイント高い(男女別)。
長時間だしトイレは不安でしたが(でも実はこの往路では利用していない。もっというとせっかく両替してもらったのにバスターミナルでも行かなかった)、これならば安心。

ドキドキが止まらない~魅力満載の街 サン・ミゲル・デ・アジェンデ

今回のメキシコ旅の1番のお楽しみ♪サンミゲル!!

わたしが一目惚れしたそのサン・ミゲル・デ・アジェンデとは、メキシコの中央高原北西部のグアナファト州に位置する小さな街で、2008年に【サン・ミゲルの要塞都市とヘスス・ナサレノ・デ・アトトニルコの聖地】として世界遺産に登録されています。

メキシコシティからのバスでの4時間は、車窓風景も途中変わり映えしなかったりで半分くらいは寝ていたけど、いざサンミゲルへと近づくとハイソな雰囲気を感じてきました。

コロニアル建築が美しく治安も良くて魅了される街ということもあって富裕層に人気らしく、欧米からの移住者も多いとのこと。
そうなると面白みに欠けるんじゃあ?なんて懸念もありつつ、実際は「わたしも住んでみたい!」って思える魅力溢れる街でしたよ。

なんと2017年と2018年には2年連続で 旅行者が選ぶ世界の街ランキングNO.1 に選ばれたらしいんです。メキシコ内で~じゃなく世界で1位ですよ!?すごいー

そうそう、KUMON発見!(バス車内から撮ったからボケてるけど
日本の自動車メーカーも各社見かけました。

サンミゲルのバスターミナルに到着後は、Uberにて街の中心にあるホテルへと移動(Uberじゃなくてもタクシーも待機してた)
Uberで約10分 : 74.55MXN

ホテル着はもう夕方だったし、メキシコに到着してからというもの標高の高さにやられていたのか軽めの頭痛と息切れがあったので(でもこれらは3日ほどで綺麗に解消されました!)、無理せず近くをゆるりと散策ー。

↑に見える教会はサンミゲルデアジェンデのシンボルともいえるサンミゲル教区教会。ピンク色の教会で、街の景観の主役を担っているといえるかも。

ーと、サクっと歩いただけでコレ
もうもう息切れがひどいことに~標高のせいなのか興奮からなのかわかんない。素敵すぎるツボすぎるー!!!

サン・ミゲル・デ・アジェンデのカフェやレストラン

下調べの時点でのテンションマックスだったのにはレストランやカフェも含まれていて、小さな街なのに行きたいとこだらけ。mapの保存が大変なことになってしまってました笑

そんな膨大な保存の中から、予約必須なお店以外はいくつかピックアップしておいて、そのときのお腹の空き具合や気分によって決めようと思っていたのに結局カフェ程度しか行けなくて…。

行ったお店(各ショップ名にGoogle Mapsリンクを貼ってます

チュロスが人気の Chocolates y Chrros

市場散策のついでに丁度良い、美味しいコーヒーの El Cafe De Mancha
ホテルの目の前だった、これまた美味しいコーヒーの Flor de alutura cafe 
お洒落パン屋 PANIO Relox

行きたかったのに行けなかった代表格(笑)~軽食メイン

ロブスターのフレンチトーストとオニオンスープが食べたかった Salvejes Brasserie
トルタがめちゃくちゃ美味しいらしく絶対行きたかった!のに3回行ってもお店閉まってた…無念の Torta Mundo
タコスなどなどめっちゃ美味しそうだったのに、営業時間が難しくて伺えず… Cafe Queria
チュロスの後に行く予定がお腹いっぱいで断念~のタコス屋さん Tacos Don Tomas

代表格といいつつまだまだ書けそうだけど、この辺でやめておこう。
※でもホントこんなものじゃないのです…お店めっちゃある!ある!!

で、予約して伺ったのは夕食代わりに~と選んだ2軒。これらはお食事内容優先じゃなく、今回眺望や雰囲気のほうを重視しました。

まずは Luna Rooftop


ローズウッドホテルのルーフトップです。
サンミゲルは美しい街並みが魅力だし、夕食候補は今回眺望目当てでルーフトップばかりチェックしてしまって…。
何軒も何軒も素敵ルーフトップがあり悩んだ結果、眺望もさることながらRosewoodに潜入したい~というのも決め手となりました(メキシコの地方都市として見ると、ひとり旅にはお高くて…宿泊が無理ならばせめて潜入を!と思った次第

お洒落ルーフトップにひとりで向かうというのもなかなか勇気がいるものですが、ちょっと早い時間帯(17時半)に予約し、サンセットが見られなくても仕方ない~って臨んだところ、お料理の提供がゆっくりでバッチリとサンセットまで拝めちゃいました。

サンセットは撮れてないけど、動画では右手の高台の住宅とジャカランダの様子も撮ってみました。

 

オーダーは、モクテルとお魚のタコスを頂くことは決めたけどあともう1品何か…とおススメいただいたのはコロッケ(美味しかった♡)。情けないけどこれだけでお腹いっぱいになってしまって、デザートも食べられず。

雰囲気もお店の方々も素敵なルーフトップでした☆記念になった!!
お会計 : 約1,000MXN

そしてもう1軒は、サンミゲルで1番の人気レストラン(というかこちらもルーフトップなのですが)Quince

ピンクの教会がすぐそばということで、景観が何より魅力。
こちらもひとりで伺うのはなかなかハードルが高いけれど、この日は誕生日ということもあって、のこのこと出かけちゃいました。18時半に予約。これはこの時期のベストな時間帯(夕暮れ~ライトアップに狙いを定めて)。

は~やっぱり素敵~♪とうっとりしながらも、DJがガンガンに音楽を流しお客の皆さんも楽しそうな中(80年代の超ヒット曲も多く、懐かしさも相まってか皆さんノリノリwそしてわたしも心の中ではノリノリ)、モクテルとセビーチェとYAKIMESHI(笑)を頑張って頂きまして(やきめし序盤でもうお腹はちきれそうだったけど、ホント頑張った!)、お会計をお願いしたところ…

しばし待ったところで、DJの方が良いお声で「Happy Birthday~~」と叫んだかと思いきやバースデーソングが流れてきて、ホント素で「あー他にも今日誕生日の人がいるのねえ」くらいに思っていたら、ヴァイオリンのお姉さんの演奏と花火付きのサービスのデザートプレートがわたしの前に運ばれてきてしまいまして。
ひいーっ大注目ーいやあヤバいー恥ずかしい~~~。でもありがとうーーーーー!!!グラシアス~グラシアス~~。

なんてことがあったんですよ。
予約時に軽い気持ちで「誕生日」の項目にチェックを入れたのだけど(本当に誕生日当日だったから…)、今後日本でも絶対こういうのは申告しないぞーと決めましたねー。

まあ、でもその様子を勝手に(笑)撮ってくれてた女性が写真を転送してくれたり、まわりにはおめでとうおめでとうと言われたり、お店を去る際には写真撮ってくれてた女性の席まで行って改めてありがとうを告げたところ、「スマホ貸して~ちょっとそこに立って」「笑って~」と、ライトアップされた教会をバックに撮影会が始まってしまったり、とにかく濃い思い出となりました。
ちなみにその女性、「東京大好き!」とのこと♪

お会計 : 約900MXN

サン・ミゲル・デ・アジェンデの目移りしまくりホテル群

サンミゲルの飲食部門の魅力は『一体何日滞在さればいいんだろう?』ってくらい誘惑だらけだったけれど、実際問題『何日滞在すれば??』ズバリのお宿のほうも大変なことになっています。

泊まりたいとこだらけ!!!

ホテルグループ系だけでも、小さな街なのにこれだけ↓あるし

ルーフトップに夕食訪問した ローズウッドを筆頭に
やはりルーフトップで最後まで候補に残っていた Belmond
独特なインテリアに釘付けになって滞在も真剣に検討したSLHLa Valise
ローズウッドの目の前にあるハイアット系Numu Boutique Hotel

小さなホテルもセンス抜群なとこだらけで…いやあ困った。
3泊することだし悩むくらいならホッピング?とも思ったけれど、歩道は狭くてデコボコだからキャリー引くのは厳しいかな(タクシー使うまでもない近さだし)…ってことで、1か所に決めました(でも誕生日当日だけスイートにしたので、ホテル内移動はしたけど)。

そのホテルがこちら Cantera 1910 Hotel Boutique

本当ーーーに悩んだんですよ。
別のトコを予約っていうのを数軒経て(キャンセルごめんなさい)吟味を重ねこちらにしたその決め手は、エアコン付きで(ないホテルもまあまああった。わたしの伺った乾季で晴天続きの天候だと、エアコンないと無理!って感想)、街の中心地至近でありながら喧噪は避けられそうなのと、何よりこのテラスを公式の画像で見てしまったから♡

全11室ほどの小さなホテルで、開業してまだ2年くらい?綺麗な内装でした。

お部屋カテゴリーは、今回最後の1泊だけ滞在したテラスのあるスーペリア スイート(46㎡)の他は、ジュニアスイート(30㎡)とスイート(22㎡)の3カテゴリーのみ。
3連泊中、スイート2泊・最後の1泊だけテラス付きのスーペリアスイートにしました。

ベッドもリネンも好みだったなあ(ボトムのお部屋も同様)。このあとシティで泊まった最高級ホテル(言い方w)よりも良かったくらい。

バスアメニティの容器はガラス!滑って落っことしそうでめっちゃ緊張します

星空も美しくって、テラスは夜も素敵だった!
スーペリアスイートのこの日の宿泊費:約6万円

最初の2泊はボトムのスイート。22㎡ってことだけど、天井高いから?圧迫感もないし、眺望はないけどわたしはとっても快適に過ごしましたよ。
テラス目当てで最後はお部屋移動したけど、全部こちらのお部屋でもよかったかも(宿泊費も3分の1だし)。
ボトムのスイートのお部屋(1泊:約2万円)

あとシャワールーム!最上位のテラス付きのお部屋も同じく、バスタブがなくオーバーヘッドシャワーのみなのがちょっとマイナス。バスタブとは言わないからせめてハンドシャワーも、いやカランもあって欲しい!笑

ボトムのスイートは1階。それ以上のカテゴリーはフロアも上で、テラスのあるお部屋は3階でした(エレベーターはナシ)。

朝食会場。

ホントしつこいようですが、サンミゲルには魅力ホテルめちゃくちゃあります!
Canteraの立地は正解だったなあって思っていますが、それはメキシコ到着からまだ数日ってタイミングだったから街の真ん中で良かった~っていうのも占めていて(標高に慣れるまではなるべく運動量抑えたい)、もし次回体調の懸念もなく街の雰囲気も理解できた今なら、ちょっと外れ(といっても街自体小さいから徒歩10数分程度)に1番泊まりたいホテルを見つけたのであたためておきたいと思います~いつか行けますように☆

それはそうと、わたしの伺った4月上旬のホテル代はお高めだったみたい?
今チェックしてみると、ローズウッドやベルモンドでも個人的には許容範囲な数字。わたしのチェック時は12~14万くらいだったんですよ…(map検索で表示されるボトムであろう金額で)。
※当然ながら『死者の日』なんかはもっとすごいことになってるけど

サンミゲルの観光とグアナファト州の焼き物・セルビン焼きの素敵なギャラリー

サンミゲルデアジェンデの観光は…散策?って感じで、いわゆる観光名所的なものは少ないように感じました。そんな街なので、メキシコにやってくる観光客もサンミゲルをメインには目指さないのかな?
わたしがサンミゲルの次に訪れたグアナファト、こちらのほうは有名だけれどサンミゲルはそのついでに日帰り程度に立ち寄るって人が多い印象です(距離もバスで1時間半なので)。

そんな中サンミゲルで3泊したなんて十分では?って感じですが、わたしはまだまだ居たかったですね…まさに『散策』だけでも満たされる。

景観に紛れ込み過ぎるスタバ

あと、観光として眺望楽しむなら展望台ですかね(わたしは行かなかったけど…)

散策しつつ他に立ち寄ったのは公立図書館 Biblioteca Publica AC
お手洗いもお借りできましたよ。

隣接のショップにはすごい迫力の天井画!!

行けなかったけど、街の名前の由来でもあるイグナシオ・アジェンデの生家で現在は博物館になっている Museo Histórico Casa de Allende ルチャーセンター もあるし、夜になるとピンクの教会前のソカロではマリアッチの演奏も楽しめます♪
20時前あたりから音楽隊の装いでそれぞれの楽器を携えあちらこちらから隊員の方たちが集まってきて、いざ演奏始まるも音楽隊は複数。演奏が入り混じるけどそれも楽しさ増し増し。

あと、サンミゲルには有名な美術学校が2校あってアートの街でもあるらしく、センス良さそうなギャラリーもたくさん見かけました。
また、街自体が手工芸で栄えてきたとのことで 、アルテサニアス市場 には雑貨や民芸品がどっさり。

今冷静に見てると何か買ってもよかったかもなあ…とも思うけど、これだ!という大きな直感がないと旅先で雑貨を買うことは滅多になくて。
こうたくさん集められていると可愛いし心躍るけど、我が家にやってきてからのそれらの居場所は?とか、ついつい考えてしまうんですよね。

それでも今回ひとつだけ(だけw)購入したものが。
グアナファト州の焼き物で有名且つ人気の『セルビン焼き』。これは何かしら買いたいなーと思い、取り扱いのあるギャラリーを事前にチェック済み。

それがAzul Cobalto Galaria

そう広くはないものの、店内は素敵なお品がたくさん!!メキシコの陶器にもいろいろあるようですが、セルビン焼きは日本人にも人気があるのだとか。

↑とーっても素敵だけれど、我が家に迎えるなら何だろう…うーん。
と思い、食器類じゃないなあという答えでこちらになりました。猫さんです。超お気に入り♡

器つながりで他にも素敵なお店をついでに。Trinitate
外観↓も素敵すぎやあしませんか?Trinitateはセルビン焼きと比較してもお手ごろ価格だし、ショップ名の頭文字のTが器に刻されていて、本名Tちゃんのわたしにはバッチリ~と買う気満々だったのだけど、買うならプレートって思っていたものの丁度良いサイズがなくて残念断念。
こちらは、食器以外にガーデニングまわりのお品も充実しているので(あとで滞在したグアナファトのホテルにも採用されてた)、サンミゲルでの生活の妄想も捗りました笑
※Trinitateの店舗はシティにもありましたよ

そうそう、チョコレート好きのオットへはこちらを。
シティ含めチョコショップは結構あるのだけど、そんな中からブリキ容器に惹かれて(自分のものにする気満々)こちらのショップで買い求めました(けど、あまり口に合わず…)。
繊細な作りじゃないというか大味というか。でもサンミゲルのホテルのウェルカムギフトのチョコは美味しかったから、メキシコのチョコが全てそういうわけではないと思う。

そんなふうに観光名所的なスポットはほぼないにも関わらず、カフェやレストランそしてホテルの多さには驚くばかり。
やはり観光というより長期滞在や移住が強い街なのか?

ともかく本気で気に入ってしまったサンミゲルをあとにし、お次の地へと向かいます。

映画『リメンバー・ミー』の死後の世界のモデル・グアナファト

次に向かうはグアナファト
グアナファト州の州都で、1988年にグアファナト歴史地区とその銀鉱群として世界遺産に登録されています。

サンミゲルデアジェンデからはバスで1時間半。メキシコシティ→サンミゲル移動時同様、今回もETNのバスで移動しました。
サンミゲル → グアナファト(ETN): 261.30MXN(1,995円)

サンミゲルのバスターミナルでバス待ちしていたところ、グアナファトから到着されたタイミングの日本人のご夫婦にお会いでき、しばし会話を楽しむことができました(今回のメキシコ旅での最初で最後の日本語会話、ありがたかった~♪)。
おふたりはグアナファトからシティに戻る際の途中下車で、サンミゲル滞在は5時間ほどとのこと。サンミゲル超素敵☆と力説してしまったのだけど、おふたりはどんな感想を持たれただろうか。

グアナファトの見どころ

バスで1時間半だとホントあっという間!グアナファト到着です。
バスターミナルからホテル間は、やはりUberを利用。
15分乗車 : 80MXN

グアナファトはサンミゲルよりも早く世界遺産に登録されたし、2017年の映画『リメンバー・ミー』では死後の世界の街のモデルとなっているってこともあって、認知度も人気も高い街なんだと思う。
といいますか、グアナファトはメキシコ独立戦争での重要な舞台でもあるとのことで、小さな可愛い街サンミゲルと比較すると、こちらグアナファトは広さがあるだけでなく見どころもたくさん。

まず、グアナファトのメジャー過ぎるビュー。ケーブルカーでサクっと上れるピピラの丘から一望できるこの眺めは、グアナファトの代表的な画でもありますよね。
『おもちゃ箱をひっくり返したようなカラフルな街』と言われるように、まさに様々なカラーの建物が。
ネジを回したら音楽が流れてきそう!と、1軒1軒はちょっとオルゴール感を感じてしまったり。

ライトアップ後のほうが、まさにリメンバー・ミーの世界観なのだと思うけど…夜は出向けませんでした。残念ー。

でもピピラの丘(高台)からでなくても、街中からの逆の眺めもまた良い感じ!

そんなグアナファトには博物館・美術館の類もいくつかアリ。
わたしは歴史博物館 Alhóndiga de Granaditas Regional Museum を訪問しました。
入場料:80MXN

元々は名称が示すように穀物貯蔵施設だったところへ1810年に始まったメキシコ独立戦争の舞台となり、革命のシンボルと言われているそう。
穀物貯蔵施設・兵舎・刑務所…と異なる用途で使用されてきたものが、現在は博物館になったそうです。

恥ずかしながらメキシコの歴史にさほど興味があったわけでもなくて、歴史的重要施設と言われると…といったミーハー観点からの訪問でした。が、展示の量も情報もスマホ翻訳しながらだととてもじゃないけど追い付かない(時間が足りない)ほど充実していたように思います。

内部にはものすごい迫力の壁画も!

グアナファトには他にも ドン・キホーテ博物館 ディエゴ・リベラの生家&ミュージアム といったものもあったり、中でも人気なのかグアナファト内の博物館で1番の口コミ数なのが ミイラ博物館。
ズバリ、ミイラが展示されているという博物館で、最初行く気満々だったのですが…調べたところこの展示されているミイラというのが、埋葬地の支払いができていない(親族と連絡が取れないなどで)お墓を掘り起こし(しかも1870~2004年のものとのこと)そこに眠っていたミイラなのだそうで…。

なんていうのでしょうか、もし自分がオットが家族親族、もっというと友人らが死後眠っていたところを掘り起こされ多くの目にさらされて…と思うとちょっと行けなくなってしまいました。

他にはずせないのは、お土産を調達したり軽く食事をとったりローカル感も楽しめる イダルゴ市場 

ですが、そんなグアナファトにわたしが到着したのは木曜日。
平日にしてはどうも人出がすごい。これがグアナファトの日常なの?すごいなあ。

なんて思っていたら、その翌日金曜日にさすがに異変を感じることとなりました…どうやらこの金曜日は『悲しみの金曜日』という重要な祝日とのこと!
※その前日・木曜日は『花の日』といってグアナファトで最も親しまれている伝統行事だそうで、確かに街の中はお花で溢れてたんですよね。皆さん大きな花束を抱えて歩いているし、道端にもお花が山盛り売られていたし。そんなお花は大切な人に贈るのだそう。

これらは聖週間と結びついた伝統とのことだけれど、でも聖週間より早いし、事前チェックをミスって日程失敗しちゃった感じですね。
なんといっても平日だと思っていたこの金曜日、旧市街の中心地に行き茫然…(もちろんその前にも兆候はあったとはいえ)。人人人ーーーーー!!!
一先ず落ち着こうとジェラートを食べ、目的地(ピピラの丘行きケーブル乗り場)まで歩みを進めてみることに。

なかなか進まない笑~でも押したり騒いだり、イライラしたりといった空気は皆無でなんだかとっても平和でした。

露店もズラーっと並び、その中でも印象的だったのがイースターエッグ。
メキシコのイースターエッグはエッグシャワーと呼ばれていて、紙吹雪の詰められた卵の殻を頭にコツコツと当てて割る → 髪の毛にキラキラとした紙吹雪をあびることで幸運が訪れる、といったものだそう。
わたしもちょっとしてみたかったな~あのバスケットに盛られたエッグも買ってみたかったし、その辺の人に頼んで頭にコツンとしてほしかったw

その大混雑の行進の途中で通ったメキシコで最も美しいといわれるファレス劇場もこんなふう。お祝いモードになっていました。

ともかく想定外の大混雑で、カフェやレストランの予定も大幅に狂い、予定外のお店のチュロスとアイスチョコドリンクで休憩を取り、ホテルへと戻りがてら違う方面の散策へ。

撮影スポットとして有名な Plaza De San Roque

Reforma Gardenあたりを流して。

ーと、場所を変えども人の多さは大差なく。でも混雑苦手なわたしでも全然へっちゃらだったのは何故だろう…皆さんの「楽しい!」が伝わってきたのでしょうかね。

グアナファトで伺った素敵なレストラン

グアナファトも、サンミゲルほどではないにしてもたくさん惹かれる飲食店アリで、2日滞在中1日はディナーをきちんととりたいなあと思いググっていて目についたのがこちら。
Casa Mercedes

立地はちょっと不便、わたしはUberで向かいました。
10分乗車:69.97MXN

趣のある外観。ワクワクしながら階段を上がります。

店内も素敵だったのに、たった1枚しか撮ってなかった…
わたしはひとり訪問だしディナーの繁忙時間帯にお席を占めちゃ悪いなあっていう思いもあって、ひとり旅では早めの時間帯に予約することが多く、そうなるとまだ他のお客様はいなくって汗汗…みたいな。
写真も断っておきながら結局撮れず…みたいな。

で、この日の予約も17時半。
うーん…お腹すいてないな。どうしよっかな。
ーと思いつつ、「標高の高さにまだ慣れなくてお腹がすぐに膨れてしまいたくさん食べられそうにありません…お任せでお願いできますか?」とリクエスト。
そしてご提案いただいたメニューが3品でした。

鴨のコンフィのタコス
おおおー、そうだそうだ!これは食べたい~って思っていた一品。忘れちゃってただけに嬉しい!!

お次は、写真ないけどキノコのスープ
かなりの量で、大きな壺から大きな器へと目の前で注いでくださいました。見た目はただの真っ黒な汁?だけれど深いお味のしみじみと美味しいスープでした。

そして牛タンのモレ。モレとはメキシコ料理のソースで、チョコレートを筆頭にトウガラシやスパイス、お野菜やハーブなどなど様々な原材料から成るソースらしい。
こちらのメニューには『36時間煮込まれたクルミのモレ』ってなってたけど、何味かと言われてもコレ!っていう主張はなくて、でも色から判断してしまうデミグラスでは全くないってことだけはハッキリ言える、って感じです。

牛タンも、メニューによると『36時間煮込んである』らしい。ホント美味♡
また、モレはトルティーヤに包んでいただくみたいで、こちらでも綺麗な布のケースに入れられたトルティーヤも供されたのだけど…無理。トルティーヤの入る隙間はわたしの胃袋には残っていなくて。1枚もいただけず。

お皿としては一応完食!がんばった!!

で、お会計をお願いしたら、「デザート食べないの?」って悲しそうな顔をされ、1度「もう無理です満腹です」ってお断りしたのに、「少量だからー」と押され、負けてしまいました。
これまたおススメをうかがって。
コーンケーキなるものをいただきました~蒸しパン食感の美味しいケーキとアイスでしたよ。

いやあ、今振り返っても、デザートよく食べられたなあ。しかもちゃんと「美味しい!」って思えたし。
あとお席からの眺めも最高で、街のカラフルな建物群は「グアナファトに来てるんだ~」を実感しながらモグモグ。

盛り付けも美しくて丁寧に調理されたメキシコ料理、幸せでした♪次はコースでいただいてみたい。
お会計:1,260MXN

グアナファトで滞在したホテル

グアナファトでは2泊。
泊まりたい!っていうホテルは早々に見つかり、でも2軒で悩んでいてそこはもう少し悩むとして、どちらに決めたとしてもうーん少し予算オーバーかも?

ってとこへ、ちょうど半端なポイントを持っていたIHGのホテルもあるとわかり、1泊はポイント泊をし節約することに。

Hotel Indigo Guanajuato

その1泊目が ホテルインディゴ です。
わたしは普段IHGグループは利用していなくて、でもアカウントはもっていて以前の何かのポイントが残っていた程度。それが今回のポイント泊ちょうど分!奇跡☆


インディゴは街の中心からだとちょっと距離はあるけれど、徒歩でも十分可能なレベル。
わたしはインディゴ泊の日は、イダルゴ市場と歴史博物館に行き、夜はUberでレストランへ。
ーって感じで街の中心までは行かず近場で終えたため不便は感じなかったけれど、数あるホテルの中からこの立地のホテルを選択するとなると、その決め手はIHGファンや泊数欲しいとか、大手グループだと安心~とか…そのあたりになるでしょうか。

でもインディゴは現地テイストを盛り込んだデザインが魅力だし、各国各都市のインディゴ巡り(?)もしたくなっちゃいますよね。
ってことでこちらのホテルインディゴ内部もお部屋もインディゴらしい内装で可愛いくて。

こちらではメキシコ着後初?ハンドシャワーがありまして!歓喜!!

到着が正午過ぎくらいだったのでお部屋は待つ覚悟だったけれどすぐにご案内いただけて、日本語で手書きされたメッセージもいただけて(スタッフの中に勉強中の方がいらっしゃるらしい)、Uber利用時で何度も顔を合わせたギャレーサービスの方含め、スタッフの皆さんとっても素敵でした。
ーなのに、旅が進んできておりどんどん写真撮らなくなってきているタイミングに差し掛かり、ホント写真がない!!Google Mapsのゲスト提供写真を見て記憶を呼び起こしている始末。
可愛い素敵なホテルだったじゃないのー。もう1度泊まりなおしたい。ってなってます。

実は『泊まりなおしたい』理由はもう1つ。
インディゴ着は正午くらいだったし、夕食に差しさわりのない程度のものを周辺でいただけるトコはないかな~とmapを眺めていたときにこちらを発見!
Los Guisos de Dona Ofe

営業時間は8:00~16:00ってことだけど、13時~14時くらいに行ってみたところ開いてなくて。というか何処かもわからなくて…近隣の美容院の店先にお店の方が立ってらして微笑まれたので(笑)、「このお店探してるんですが」と訊いたところ、「ココ(隣を指して)だけど今日は閉まってる」とのこと。残念ー。

でもなぜかとっても気になる~と、翌日はホテルで朝食はいただかずこのお店を再度目指してみたところ、開いてたーーー!!(開いてたらお店もすぐにわかった)

口コミを見過ぎていたわたしは、『ゴルディータ』と『しぼりたてのオレンジジュース』とをメニューも見ずに入口でオーダー。オレンジジュースはないってことなので(口コミ古かったか…)ゴルディータだけに。

メニューはこちら↓

席数少ない中とりあえず空いてる席に着き(相席)、手持無沙汰ながらもキョロキョロしすぎないよう、でもガッツリ観察。調理台でテキパキとお料理されているのはおひとり。入口にいてわたしがオーダー伝えたのはお若い女性。他に若い男の子とおばあちゃまがいらした。

しばらくして、そのおばあちゃまが「コーヒー?」って訊いてきてくれたので「por favor」。
お鍋に作られていたコーヒーをレードルでマグカップに注ぎわたしの前に。
もうね、なんていうのかな、とーっても美味しく感じたのですよ♡作り置きなのに。

そんなところへ、マイボトルを携えた女性がこのコーヒーを求めて来店(セルフサービスよろしく自ら注いでいた)。
あ!とお互い同時に気付いたその方は、昨日の美容院の方!で、お店の人たちに「ぺらぺらぺら~」とわたしを見つつ話していて、恐らく「あの人昨日来てたのよ。でもお店閉まってたから~」みたいなことを話してくれたんだと思う。
店内ちょっと盛り上がって♪

そうこうしているうちに、そのおばあちゃまがまた話しかけてきて…でもうーんわかんない笑
スマホ翻訳しようとしていた矢先に「チチャロン?」が聞き取れた!!おーーー『chicharron』、具材を訊いてたのね!?ってことで bistec を無事オーダー。
そしてかれこれ…入店から30分くらいは経ったかな?ってくらいにわたしのゴルディータが運ばれてきたのでした。

ゴルディータとは、分厚く焼いたトルティーヤ(だから時間かかるんですね)に切れ目を入れ、そこに具材を詰めたものみたい。
玉ねぎやにんじんなどもソテーされたばかりだしたっぷり入っているし、ホントしみじみ美味しかったなあ。ボリュームもそこそこあったけれど、美味しかったのでもう1個いっておけばよかったな。
何ともいえない魅力に包まれたお店でした。ホントまた伺いたい。

Casa del Rector Hotel Boutique

2泊目はカーサ デル レクトール

グアナファトで一番お高級で歴史ある建物らしいのと、とあるお部屋カテゴリーに魅せられて。
最後の最後まで、モダンなインテリアのホテルと悩んだけれど(悩んでいたホテルは、Nueve 25 Hotelのジュニアスイート以上のお部屋)、こちらの眺望のほうが勝ちました。せっかくのグアナファトですしね♪

ってことで、一番の決め手である眺望というのがこちら。

ダブルマスタースイートのお部屋はバルコニー付き(49.85㎡)。
チェックイン時にも提案されたのだけど、ダブルじゃないほうのスイートの部屋ならキングベッドで広々だけど、そちらだとバルコニーはなくて。ココではバルコニーを重視してみました。

夜の眺めも、星空込みで美しかったなー。

でも、実はお部屋インテリアは全13室中1番魅力を感じず笑
実際は写真で確認していたものより(加えて、実際わたしが撮ったものより↓)もう少し良い感じではあったものの、バルコニーを優先しないなら他のお部屋のほうが数段素敵だと思う。

ホテル外観。
入口すぐに小さなレセプションがあるのだけど、その先がこの外観からは想像できない造りというか奥に長いというか、ちょっと迷子になってしまう造りというか…とってもユニーク。
19世紀の邸宅とのことで、内部にも様々な見どころがある模様(余力ナシで探検できず)。

レセプションから進み階段をこなして中庭に出ると、そこはレストラン。その先にはシースルーエレベーターがあり、こちらで上階へと移動。 ※↑カーサデルレクトール公式より

エレベーターを降りて(たったのワンフロア分だけだけど)、
わたしのお部屋まではなかなか素敵な歩みを楽しみました。
お部屋のバルコニーも見えてる♪

ちょっと覗いただけで写真すら撮らずに終えちゃったけど、眺望素敵なプールもアリ※↑カーサデルレクトール公式より

中庭のレストランも素敵でしたよ。朝食はこちらでいただきました。

あ、あと、前述した『悲しみの金曜日』。この行事は聖母マリアが味わった悲しみを讃えるというのが主旨らしく、街のいたるところでその祭壇も見かけました。
こちら↓はこのホテルに設置されていたもの。

ダブルマスタースイート11のこの日の宿泊費 : 約6万円

ってことで、可愛い2つの街には魅了されました♪
サンミゲル VS グアファナト みたいな論争(?)もあるみたいで、たったバスで1時間半の距離ですしね、比較しちゃうのもわからなくもないしあれですが、もう当たり前だけれど好み以外の何ものでもないですよね。
わたしはズバリ!サンミゲルのほうが好きすぎツボすぎたけれど、それはグアナファトが劣るとかでは一切なく、グアファナトも魅力に溢れてました。

そうそう、他にも書ききれない地元の方との交流がね…ああ涙腺が。皆さんホントあったかすぎ!

ってことで名残惜しいですが、帰国に向けてまずはメキシコシティまで戻りますー。
グアナファト発のメキシコシティ行きのETNのバスを利用。途中サンミゲルと(降りたかった!)ケレタロに停まって、計5時間ちょっとのバス旅です。
グアナファト → メキシコシティ北バスターミナル(ETNバス): 1,092MXN (約8,000円)

メキシコシティも魅力たっぷり

5時間ちょっとのバス旅もへっちゃらなわたしです笑
無事メキシコシティに到着し、バスターミナルからホテルまではUberで。
ターミナルは広いしドライバーさんとの合流が若干不安だったので、マッチング後すぐにメッセージで「〇番口にいます」と送信。すぐに「OK!」と返事も届きスムーズに合流できました。
北バスターミナル → WメキシコまでUber30分乗車 : 180MXN

メキシコシティはこのあと2泊。
でも今回の旅はサンミゲルとグアナファトがメインなので、シティでは欲張らずに軽く散策とご飯、そしてホテルステイを楽しむことに。

メキシコシティは地方5泊ののち戻ってくると、やっぱりその大都会っぷりに圧倒されちゃって。しかもここでも祝日にあたってしまったので(こちらは事前チェック済)、車両通行止めなどもあって移動も困難に…。

まあ、メキシコはまた来るし!みたいな気持ちもすでに芽生えていたので、ホントゆるりと過ごしました。

メキシコシティでは『Wメキシコ』と『リッツカールトン』に滞在

メキシコシティは当然のことながらサンミゲルやグアナファトよりもずっと広く、注意・留意すべくエリアなんかもあったりするので、ホテルは冒険せずにわかりやすいエリアを。
そして節約も兼ねて計3泊はすべてマリオットボンヴォイのポイントを使うべく、そのホテルグループから選択ってことにしました。

メキシコ到着当日と、グアナファトから帰ってきたその日はWメキシコシティに。
マリオットグループのホテルは結構ある中(しかも、一昨年に「シティ・エクスプレス」(メキシコを中心に展開しているホテル)を買収しており、その数がかなりある)、「メキシコシティのビバリーヒルズ」と称される(笑)ポランコ地区にあるというのが、面白みというかメキシコらしさは欠けそうだけれど安心感に繋がって決めました(+ポイント必要数でも判断)。

メキシコシティを留守ににする間(サンミゲルに行っている間)、荷物を預かってほしかったので、初日とこの日は同じホテルにしたかったため、好奇心(他のホテルも行きたかった)のほうは抑えて。

お部屋はスペクタキュラー → クールスイート(47㎡)にしていただけました(両日とも。ありがとうごございます!)。
※わたしのマリオットのステータスは『プラチナ』です。

Wらしさたっぷりのロビー。

ポランコど真ん中(?)辺りまで徒歩10分もかからない程度だし、いくつか気になるお店(飲食含)もあったので行く気満々だったけれど、ホント出かけませんでしたね…また行かなくては!

そしてメキシコシティ最後の夜は ザ・リッツ・カールトン
こちらはまだ新しいしシティ内では1番泊まりたい!って思っていたので、メキシコの締めは迷わずこちらを選択。
ポイントでお邪魔できるってホントありがたいですよね。

WからはUberで13分(混雑していて…mapだと車で5分程度の距離です)。

41階からの眺めは、眼下にチャプルテペク公園がどーんと。
この公園がこれまたすごくて、植物園に動物園、湖やお城に博物館などなど。

デラックス 2クイーン 公園ビュー テラス(41㎡)
ポイント泊はこのお部屋とコーナーとが出ていて、てっきりこちらがボトムのお部屋だとばかり思っていたけれどそうではなかったみたい。テラスのないお部屋というのもあって、たまたまこの日の空きがなく表示されていなかっただけのようです。

こちらのリッツカールトンのこのテラスが気になって、どうしても滞在してみたかったのです。…が、暑くてですね、ほとんど出られなかった(朝食をココでいただく計画も断念)。
それでも美しいサンセットは楽しみました♪

どちらのホテルも安定感はバッチリで安心感にも繋がったし、初めてのメキシコでは正解だったなーって思っているけど、次は面白い(デザインに溢れた)ホテルやエリアにしたいかなというのも正直な感想。
すでにいくつか候補もアリ!

メキシコシティでの食事

メキシコシティでもmap保存は捗っていたけれど、今回はエリアを決めて絞り込みました(でも全然行けなかった…)。
まずは MATA Comedor Cantina

築300年以上の伯爵邸をリデザインしたとのこと。ところどころ壁紙が剥がれていたり。そこは特には修復しないでいるらしく、味がありました。

オーダーはセビーチェとタコス。メニュー上タコスは3つセットだけど、希望としては2つくらいが丁度よいのになあ。
あ、あと、こちらに限らずドリンクはどこでもレモネードをオーダーしたかな。


お会計 : 526MXN(約3,800円)

次は Cafe De Tacuba

ディエゴ・リベラとフリーダ・カーロの結婚披露宴会場としても知られていて、めちゃくちゃ有名。
見ていないけど、きっとガイドブックの類では必ず掲載されているんじゃないかな。
中途半端な時間だったのですんなり入れてしまってラッキー。

もうもう本当に写真を撮っていないけど、店内は装飾豊かで見応えバッチリ。
お料理はエンチラーダとフラン(プリン)をいただきました。
スマホが繋がらなくてうーん…と困っていたら、お店のWiFiをすぐに教えてくださったお店の方。目が行き届いてますよね、素晴らしい~☆
お会計 : 633MXN(約4,600円)

そして、Wメキシコから近いタコス屋さん。Don Rey

屋台にお席がプラスされた感じ?テキパキとよく動く気持ちの良いスタッフの方々!

※2025年6月中旬時点で【臨時休業】ってなっているけど…臨時だからまたオープンするかな?

メキシコシティでのディナーで訪れたいお店もいくつもあるし、カフェもタコス屋台もまだまだ行きたかった…無念。

感想とまとめ

メキシコシティなどの中央高原部の気候は1年の内に乾季(11月~4月)と雨季(5月~10月)がある中、わたしが訪れた4月は乾季ギリギリでしたが、滞在中すべて晴天で日中は暑すぎ(でも朝晩はグっと冷え込む)。
でも湿度が低いから日陰は心地よいし、サンミゲルは特にベンチもかなり配置されてるので休憩もしやすくて助かりました。

また旅程を決める際、なるべく混雑避けて平穏に過ごしたいので祝日などもチェックするけれど、4月ということでイースターの聖週間ももちろんチェックしていてよけたつもりが…地域によってその地のイベントなどもあるわけで、そこが抜けちゃってたんですよね。
でもある意味希少な経験もできたってことで、結果よしかな。

以下、メキシコシティでの貴重な(笑)写真数枚。ホント撮ってないってどういうことでしょうね。

あと、出発数日前に手にしたガイドブックが素敵で好みで、とっても参考になりました。
今回メキシコのガイドブックは1冊も見ないまま計画していたのに、直前になってたまたま知った本。
メキシコシティで伺ったレストランMATAは、まさにこちらを見て知ったお店で、この本からは他にもたくさんのshopをmap保存済みです。次回以降制覇したい!

メキシコは絶っっ対にまた行きます!
他にも行きたい可愛い街があって、しかもその行きたい街というのがまさに↑のガイドブックが触れてる街でした!プエブラとオアハカ。これは偶然。
このガイドブックの内、まだメキシコシティしかチェックしていなかったから本に感化されてではなく、これはホント偶々というか、好みの傾向としても正解ってことかな。行かねばーーー。

メキシコシティでは、観光の目玉である遺跡や人類学博物館も今回スルーしたし、次回はルイス・バラガンの建築なども組み込みたいし、もっと旅程にゆとりをもって再訪したいところ。

今まで興味がなかったとは思えないほどハマってしまいました。
メキシコ、またね☆

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